出版社内容情報
【内容】
保育現場には心理臨床問題が山積している。子ども自身の発達にかかわる問題,母子関係にかかわる問題などに,保育者として保育のなかで対処していく方法を追求する。これからの保育者には欠かせない基礎知識。
【目次】
第1章 園生活が治療的な意味をもつこと
1 毎日の生活
2 子どもの生きる現場
3 保育臨床
第2章 保育の場で問題になる子とは
1 早期教育という焦りがもたらした問題
2 母親の余裕のなさが影を落としている場合
3 保育のなかに原因がある場合
第3章 保育者の援助的役割
1 保育者は何を援助するのか
2 地域の子育て支援における保育者の援助的役割
3 発達の理解と発達を促進する環境の構成・援助について
第4章 発達診断と発達への援助
1 はじめに
2 乳幼児健康診査と事後指導
3 保健所での心理相談
第5章 気になる子どもに関する事例分析
-大人間の評価のずれでゆれる子どもの姿-
1 ただしへの周囲の評価の変遷
2 統一した「ただし像」へ向けて
3 ただしの事例から学ぶ
第6章 保育実践と家族援助
1 はじめに
2 子どもの24時間を大事にする
3 育児不安を癒す
4 保育者自身の子育て
5 おわりに
第7章 母子療育の実際と心理臨床
-障害児とその家族に対する援助-
1 母親、家族の抱えている問題と援助
2 療育援助の実際とその意味
3 母子療育における療育者の役割
4 まとめ
目次
第1章 園生活が治療的な意味をもつこと
第2章 保育の場で問題になる子とは
第3章 保育者の援助的役割
第4章 発達診断と発達への援助
第5章 気になる子どもに関する事例分析―大人間の評価のずれでゆれる子どもの姿
第6章 保育実践と家族援助