出版社内容情報
【内容】
近代日本を代表する特異な知識人、河上肇の生涯と思想に心理-社会的、心理-歴史的な方法でアプローチしたユニークな評伝。個人のパーソナリティに焦点を絞った新しい河上肇像を提示する。
【目次】
日本語版に寄せて
謝 辞
序
第一部 明治の国家主義者
第一章 明治日本の青年
第二章 危 機
第三章 明治の脱落者
第四章 近代世界における道
第五章 日本と西洋
第二部 マルクス学者
第六章 マスクス主義への道
第七章 マルクス主義の意味
第八章 唯物史観と革命への意志
第三部 共産主義革命家
第九章 政治運動家としての大学教授
第十章 共産党のための活動
エピローグ-獄中の日々とその後
内容説明
近代日本を代表する特異な一知識人である河上肇の生涯と思想に心理‐社会的、心理‐歴史的な方法でアプローチした、アメリカの女性研究者によるユニークな評伝。わが国の思想史研究において従来あまり試みられることの少なかった個人のパーソナリティに焦点を絞った新しい河上肇像を提示する。
目次
第1部 明治の国家主義者(明治日本の青年;危機;明治の脱落者;近代世界における道;日本と西洋)
第2部 マルクス学者(マルクス主義への道;マルクス主義の意味;唯物史観と革命への意志)
第3部 共産主義革命家(政治運動家としての大学教授;共産党のための活動;獄中の日々とその後)