出版社内容情報
【内容】
英米仏独と日本の多角的な枠組で比較することによって海外直接役員(FDI)の増加と規模の大きさを分析しポスト GATT の大たんな市場経済を検討。イギリスの「チャタム・ハウス・ペーパー」1巻。
【目次】
第一章 インロトダクション
一 歴史的および経済的背景
二 分析ツール
第二章 グローバル企業と海外直接投資
一 定義、データ、および分析範囲
二 一九八〇年代の概観
三 対外投資――誰がなぜ投資をするか
四 一九九〇年代――この趨勢は継続するのか
第三章 グローバル企業と受入国経済
一 対内直接投資――主たる受入国とその原因
二 ヨーロッパ諸国――成熟した受入国
三 アメリカ合衆国――対内直接投資の急増
四 日本――徳川時代の再来か?
五 対内投資のコストとベネフィット
六 一九九〇年代――発展のシナリオ
第四章 グローバル企業と貿易
一 FDI関連貿易
二 外資系企業の現地販売と現地調達
三 「貿易」に対する代替的尺度
四 分析の限界
五 為替相場に対するインプリケーション
第五章 グローバル企業と政策的インプリケーション
一 対内投資政策
二 一九九〇年代の世界経済
補章 FDIデータ・ソースとその利用方法 スティーブン・トムセン
日本の海外直接投資――ミクロの視点からの考察 長谷川 信次
参考文献
内容説明
80年代に急増した海外直接投資は主要経済相互に長期安定的なリンケージを作り出し、それによって新たなレベルの市場統合がネットワーク状に形成されつつある。本書はこの緊密化する世界経済の実態を的確にとらえ、それに対して既存の経済モデルから導かれる各国の経済政策が、時代錯誤的でミスリーディングとなる危険性を警告してくれている。
目次
グローバル企業と海外直接投資
グローバル企業と受入国経済
グローバル企業と貿易
グローバル企業と政策的インプリケーション
FDIデータ・ソースとその利用方法
日本の海外直接投資―ミクロ視点からの考察
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