出版社内容情報
【内容】
精神障害者の社会復帰は難しいとだれもが思ってきた。薬づけと鉄格子の病棟から直接社会に帰る前に,共同作業所や自立工場,援護寮などによってそれが実現する。医師,親の会のメンバーらが報告する。
【目次】
内容説明
薬づけと鉄格子の病棟から社会復帰することはむつかしい、と誰もが思ってきた。共同作業所や、自立工場、援護寮などの中間施設を経験することによって、社会に還える路が拓かれてきた。和歌山の取り組みを、医師や職員、親の会のメンバーが報告する。
目次
1 共同作業所より精神障害者『いこいの家』の誕生まで
2 和歌山市精神障害者家族会の活動
3 精神障害者自立工場「ひとつぶの麦」のなかまたち
4 17年ぶりのK氏の社会復帰を考える
5 精神科医の立場で「いこいの家」作業所と「自立工場」を考える
6 精神分裂病者の理解のために
7 日本の精神障害者の地域ケアーの実情と新精神保健法制定後の展望
8 アメリカの精神障害者社会復帰施設ファウンティンハウスに学ぶ
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