出版社内容情報
【内容】
主に青少年の非行問題に関わって生成されている司法福祉の意義・発展・現状・課題を追究し,全体像を描く試み。国民の司法活用の権利を実質化し,司法を通じて一定の社会問題の緩和-解決を追求する政策を司法福祉と
【目次】
第1章 司法福祉の意義と課題
第2章 英国司法福祉の発展――児童少年問題を中心に――
第3章 英国司法福祉の現状と課題――福祉への苦悩――
第4章 日本司法福祉の発展――少年司法を中心に――
第5章 現代の非行問題と司法福祉
第6章 現代の少年審判と司法福祉
第7章 現代の矯正・保護と司法福祉
第8章 法律扶助と司法福祉
第9章 被害者援護と司法福祉
第10章 司法福祉の技術
第11章 司法福祉の「審判例」研究
内容説明
多様な社会問題の発生を前に、司法の新しい在り方が模索されてきている。非行問題や家庭問題にかかわる司法では、少年審判・矯正・保護・家事調停・家事審判など独特な非行少年処遇システムや家庭問題解決システムが発達し、そうした司法過程で展開される独自の福祉的諸施策(=司法福祉)が出現したのはその一例である。このように、法の精神に添って問題解決を進める司法福祉の分野は、ほかに被害補償や被害者援護、法律扶助など多岐にわたるが、本書はその歴史と現状を考察し、問題解決の方法を吟味し、現代の課題に応える司法福祉の全体像を構想しつつ、発展の方向を見定めようとしている。
目次
第1章 司法福祉の意義と課題
第2章 英国司法福祉の発展―児童少年問題を中心に
第3章 英国司法福祉の現状と課題―福祉への苦悩
第4章 日本司法福祉の発展―少年司法を中心に
第5章 現代の非行問題と司法福祉
第6章 現代の少年審判と司法福祉
第7章 現代の矯正・保護と司法福祉
第8章 法律扶助と司法福祉
第9章 被害者援護と司法福祉
第10章 司法福祉の技術
第11章 司法福祉の「審判例」研究
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