内容説明
社会福祉は大きく転換しようとしている。福祉ニーズの変化に対応した福祉の改革である。この新しい展開に向けて、いま問われているのは「人」である。本書は、スタートした「社会福祉士・介護福祉士」国家資格制度の養成テキストとして、新しい時代のない手が総合的な判断力や実践的力量を高めることを願って編集されている。
目次
第1章 社会福祉の基礎(社会福祉の歴史的展開;社会福祉の概念と意義)
第2章 社会福祉の原理(人間尊重の原理;社会的責任性の原理;生活の全体性の原理;主体性援助の原理;地域生活尊重の原理;連帯と共生の原理)
第3章 社会福祉の対象(対象把握の原理;援助対象のもつ福祉ニーズ;福祉ニーズへの二つのアプローチ)
第4章 社会福祉の仕組みと主体(社会福祉の制度と仕組み;社会保険と公的扶助のシステム;福祉五法にかかわる福祉;社会福祉関連領域との連携;社会福祉の行財政;社会福祉の推進主体;社会福祉の連携)
第5章 社会福祉の援助形態(社会福祉援助の枠組みと社会資源;社会福祉援助形態の類型;社会福祉の援助ステージ)
第6章 社会福祉の援助方法(社会福祉援助の担い手;社会福祉援助の専門性と倫理;社会福祉援助技術;社会福祉士と介護福祉士)
第7章 社会福祉の実践分野(所得保障;児童福祉;障害者福祉;老人福祉;母子および寡婦福祉;家族福祉・医療福祉・司法福祉)