出版社内容情報
【内容】
共に生きる,共に育つとは,具体的にどういうことなのか。本書は,「共生」の思想と実践を具体的にわかりやすく提起しながら,福祉・教育・医療の基本を再考することへ読者を導く。
【目次】
1 社会福祉をみつめる
1 社会福祉の考え方
2 現代社会のしくみと特徴
3 労働問題と生活問題
4 社会福祉とはなにか
5 社会福祉はだれが、だれに対しておこなうか
6 最近の社会福祉
7 社会福祉とボランティア活動
2 障害者をみつめる
8 障害者はどうみられているか
9 障害者はどうみられてきたか
10 障害とはなにか
11 身体障害
12 精神薄弱
13 障害者のまちづくり
14 生まれ育つ――早期発見と保育――
15 学ぶ――障害児教育――
16 障害者と大学
17 働く――障害者と労働――
18 くらす――自立と所得保障
19 リハビリテーション
3 障害児保育をみつめる
20 共に育つとは
21 障害児保育の背景と現状
22 障害児が育つ場
23 保育者は障害児をどうみているか
24 共育を目指して
25 障害児保育をどうすすめるか
26 共育の原理
4 福祉施設をみつめる
27 現代社会と福祉施設
28 施設職員の意識
29 施設の生活
30 共に生きる施設づくり
31 施設入所をめぐって
5 医療をみつめる
32 医療とは何か
33 医療の基本
34 医療が商品になっている
35 医療保険
36 子どもの健康―子どもは元気か―
37 福祉と医療に働く人の健康
38 療育について
39 医療とソーシャルワーク
まとめ
40 共生への視座
内容説明
「共に生きる」「共に育つ」という言葉をよく耳にするようになった。多くの場面で、体や心に障害をもつ子どもやおとなと、障害を持たない子どもやおとなたちのふれあいがないことを、素朴に疑問に思い、創り出されてきた言葉である。短い40章からなる本書を通して、すべての人間が、共に生まれ、育ちあい、学びあい、働きあい、暮らしていくことへの理論と、現場における実践への指針を見出してくださることを、心から願っている。
目次
1 社会福祉をみつめる(社会福祉の考え方;労働問題と生活問題;最近の社会福祉;社会福祉とボランティア活動)
2 障害者をみつめる(障害者はどうみられているか;障害とはなにか;身体障害;精神薄弱;障害者のまちづくり;生まれ育つ―早期発見と保育;学ぶ―障害児教育;障害者と大学;働く―障害者と労働;くらす―自立と所得保障;リハビリテーション)
3 障害児保育をみつめる(共に育つとは;障害児が育つ場;共育を目指して;共育の原理)
4 福祉施設をみつめる(現代社会と福祉施設;施設の生活;共に生きる施設づくり;施設入所をめぐって)
5 医療をみつめる(医療とは何か;医療の基本;医療が商品になっている;医療保険;療育について;医療とソーシャルワーク)
まとめ(共生への視座)〔ほか〕