出版社内容情報
【内容】
雇用所得と財産所得という二つの所得のシェアの歴史的推移を明らかにする。近代経済学に親しみのない読者にも充分理解できるよう平易な説明がなされており,数学的な議論にも別注を付して理解しやすくしたコンパクトな入門書。
【目次】
第1章 序説
第2章 資料についての展望
第1節 相対的な所得シェアーの循環的運動
第2節 長期における相対的な所得シェアー
第3節 近年の「利潤圧縮」
第4節 結論
第3章 限界生産力説
第1節 初期の接近法方
第2節 現代的発展
第3節 集計
第4章 限界生産力説:エコノメトリックス
第1節 コブ・ダグラス生産関数
第2節 コブ・ダグラス関数の実証的推定
第3節 コブ・ダグラス関数への反対
第4節 代替の弾力性一定の(C.E.S.)生産関数
第5章 「独占」と相対的な所得シェアー
第6章 新ケインズ派理論
第7章 労働組合と相対的な所得シェアー
第8章 結論
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