出版社内容情報
【内容】
本書は,現場の教育活動に深い理解と見識をもつ著者が,子供とともに歩む人々への手引として贈る書物である。 教育とは何か,教育学とは何か,をあえて規定せず,この書を読んで考えてもらおうとした実践的教科書であ
【目次】
第一章 教育的現実
第一節 子供への道
第二節 対象論的方法
第三節 主体論的方法
第二章 教育愛
第一節 人格と物
第二節 愛の立場
第三章 教育の目的
第一節 教育と社会
第二節 プラトンとルソー
第三節 デューイの立場
第四章 教育の理想像
第一節 危機と教育
第二節 人類の救済
第三節 全人的調和
第四節 美の教育
第五節 身体性と教育
第五章 教育活動の原理
第一節 経験と教育
第二節 生活と教育
第三節 労作と教育
第六章 教育哲学の類型
第一節 進歩主義の立場
第二節 本質主義の立場
第三節 永遠主義の立場
第四節 改造主義の立場
第七章 道徳教育の展望
第一節 問題の所在
第二節 その困難性
第三節 その可能性
第四節 現実の諸相
第五節 その社会的性格
第六節 時間特設・徳目・権威
第七節 教育的感化
第八節 道徳と宗教