出版社内容情報
【内容】
長年にわたる哲学史研究の成果をふまえて，西洋哲学の流れをそれぞれの代表的な哲学者の思想を中心に明快にあとづけるとともに，哲学の歴史的・論理的発展を簡潔な筆致で解明した定評ある通史｡
【目次】
一 近世の哲学
１ 概観－ルネサンスから現代まで－
２ ルネサンスの哲学
ニコラウス・クザーヌス－ピコ・デラ・ミランドラ－パラケルズス、ヤコブ・べーメーテレシオ、ブルーノ－コペルニクス、ケプラー、ガリレイ
３ 古典的理性の哲学（その一）
ベーコン－デカルト－ガッサンディ、ホッブス
４ 古典的理性の哲学（その二）
機会原因論－ゲーリンクス、マルブランシ－スピノザ－ライプニッツ
５ 啓蒙の哲学
－イギリス－
ロック－バークリ－ヒューム
６ 啓蒙の哲学
－フランス・ドイツ－
ヴォルテール、モンテスキュー－コンディヤック、ダランペール－ディドロ、ドルバック－エルヴェシウス－ルソー
－ドイツ啓蒙哲学
７ ドイツ観念論（その一）
カント－フィヒテ
８ ドイツ観念論（その二）
シェリング－へーゲル－ショーペンハウエル
９ 啓蒙主義とロマン主義
－フランスとイギリス－
メーヌ・ド・ビラン、ド・ボナール、サン・シモン－リード、プリーストリ、バーク、ベンサム
10 十九世紀の哲学（その一）
コント、ルヌーヴィエ－ラヴェッソン－ラシュリエ－ブートルー
11 十九世紀の哲学（その二）
ジョン・ミル－スペンサー－グリーン、ケアード、ブラッドリ
12 十九世紀の哲学（その三）
シュトラウス、フォイエルバッハ－キルケゴール－マルクス－ロッチェ－フェヒネル－ニイチェ
13 十九世紀の哲学（その四）
コーヘン－リッカート－マッハ
二 現代の哲学
１ 概観－十九世紀とのつながり－
十九世紀の哲学－マルクス主義－実証主義－カント主義－ペンミスト・モラリスト
２ 分析の哲学と生の哲学
ラッセル－ブレンターノ、マイノング、フッサール－ベルグソン－ジェイムズ－ディルタイ
３ 現代の哲学（その一）
ヴィトゲンシュタインと論理実証主義－ウィーン学団－ベルグソン－デューイ－ホワイトヘッド－フッサール－シェーラー－ハイデッガー－ヤスパース
４ 現代の哲学（その二）
言語分析派－サルトル
