出版社内容情報
【内容】
豊富な学識で哲学の本質的な問題を深く考察する。 哲学の「生の自覚的反省」としての本質を平易に探りながら,哲学の学び方・哲学の文献・古今の有名な哲学者たちにも言及した定評ある大学教養・短大の教科書。
【目次】
人生と真実
哲学を学ぶひとに
哲学入門
一 哲学の定義
二 反省または思考
三 反省の諸段階(常識・科学・哲学)
四 哲学的反省の自己否定的性格(デカルトとカント)
五 哲学と生
六 自然と社会
七 芸術と宗教
哲学の文献の中から
一 デカルトの『方法序説』
二 カント『啓蒙とは何か』(篠田英雄訳「岩波文庫」)
三 コンドルセ『人間精神進歩の歴史』(前川貞次郎訳 創元社)
四 へーゼル『歴史哲学』(武市健人訳 岩波書店)
五 ラッセル『西洋哲学史』(市井三郎訳 みすず書房)
哲学者たち
一 自然と歴史-ルクレチウスをめぐって-
二 フランス百科全書派のひとびと
三 カントの誕生日に
四 アランを偲んで(一九五一年)
五 現代の自由思想家-バートランド・ラッセル-
六 ラッセル氏についての閑談
七 アメリカの哲学
八 鳥獣戯画
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