バンヴェニスト、最後の講義―コレージュ・ド・フランス1968-1969

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バンヴェニスト、最後の講義―コレージュ・ド・フランス1968-1969

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622098744
  • NDC分類 801
  • Cコード C1010

出版社内容情報

『一般言語学の諸問題』や『インド=ヨーロッパ諸制度語彙集』で知られ、ヤコブソンに匹敵する言語学者、またソシュールの正当な後継者とも言われ、専門研究者でありながら現代思想はじめ多方面に大きな影響を与えつづけているエミール・バンヴェニスト。本書は、1969年12月に病いに倒れる直前までの著者の最後の時期の講義を編集し、その晩年のエッセンスを伝えるものである。
講義の中心となるのは、「ソシュール的記号学の乗り越え」と「エクリチュール」。具体的には「記号論的領野」と「意味論的領野」の区別、「言語」と「言説」の世界の対立、「内面のことば」や「書くこと」の概念などが論じられている。読者は、基本的で平明にみえる著者の問いかけの背後に、ことばをめぐる世界の豊かさ、複雑さ、底知れなさのようなものを感じながら、そこに省察と緻密な分析を加える著者の手腕の一端を知ることができるだろう。
本書はまた、これまでほとんど知られていなかったバンヴェニストの業績の全体を提示することも目的とし、編者たちによる長い序文に加え、編者の一人イレーヌ・フノリオによる小伝記などを付す。巻末には、バンヴェニストに関わる全容を周到に伝える訳者による解題を添えた。


【目次】

はじめに

第一章 記号学

〔1968-1969年度〕
第一回講義  1968年12月2日
第二回講義  1968年12月9日
第三回講義  1968年12月16日
第四回講義  1969年1月6日
第五回講義  1969年1月13日
第六回講義  1969年1月20日
第七回講義  1969年1月27日

第二章 言語と書くこと

第八回講義  1969年2月3日
第九回講義  1969年2月10日
第十回講義  1969年2月17日
第十一回講義  1969年2月24日
第十二回講義  1969年3月3日
第十三回講義  1969年3月10日
第十四回講義  1969年3月17日
第十五回講義  1969年3月24日

第三章 最後の講義、最後のノート

1969-1970年度
第一回講義  1969年12月1日

付録
名ノ前、その余白――エズラからエミールへ(イレーヌ・フノリオ)
エミール・バンヴェニストに関わる資料(エミリー・ブリュネ)

訳者解題

内容説明

『一般言語学の諸問題』や『インド=ヨーロッパ諸制度語彙集』で知られ、ヤコブソンに匹敵する言語学者、またソシュールの正当な後継者とも言われ、専門研究者でありながら現代思想はじめ多方面に大きな影響を与えつづけているエミール・バンヴェニスト。本書は、1969年12月に病いに倒れる直前までの著者の最後の時期の講義を編集し、その晩年のエッセンスを伝えるものである。講義の中心となるのは、「ソシュール的記号学の乗り越え」と「エクリチュール」。具体的には「記号論的領野」と「意味論的領野」の区別、「言語」と「言説」の世界の対立、「内面のことば」や「書くこと」の概念などが論じられている。読者は、基本的で平明にみえる著者の問いかけの背後に、ことばをめぐる世界の豊かさ、複雑さ、底知れなさのようなものを感じながら、そこに省察と緻密な分析を加える著者の手腕の一端を知ることができるだろう。本書はまた、これまでほとんど知られていなかったバンヴェニストの業績の全体を提示することも目的とし、編者たちによる長い序文に加え、編者の一人イレーヌ・フノリオによる小伝記などを付す。巻末には、バンヴェニストに関わる全容を周到に伝える訳者による解題を添えた。

目次

第一章 記号学(第一回講義 一九六八年十二月二日;第二回講義 一九六八年十二月九日;第三回講義 一九六八年十二月十六日 ほか)
第二章 言語と書くこと(第八回講義 一九六九年二月三日;第九回講義 一九六九年二月十日;第十回講義 一九六九年二月十七日 ほか)
第三章 最後の講義、最後のノート(第一回講義 一九六九年十二月一日)

著者等紹介

バンヴェニスト,エミール[バンヴェニスト,エミール] [Benveniste,´Emile]
1902年シリアのアレッポ(当時はオスマン帝国)生まれ、1976年ヴェルサイユ没。アントワーヌ・メイエの後を継ぎ、高等研究実習院教授、コレージュ・ド・フランス教授を歴任。専門である古代イラン語、印欧比較言語学とともに、一般言語学を講じる。20世紀を代表する言語学者の一人であり、ヤコブソンやレヴィ=ストロース、デュメジル等、構造主義の立役者たちとも関わりが深い。また言説(discours)や発話行為(´enonciation)といった概念は、構造主義以降の思想に受け継がれていった

小野文[オノアヤ]
言語思想史。パリ第10大学博士課程修了、博士(言語科学)。慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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