出版社内容情報
〈これまで公表することなしに自分のためにとっておいた隠喩がわたしにはあります。わたしはそれを〈手すりなき思考thinking without a banister〉と呼んでいます。ドイツ語では「デンケン・オーネ・ゲレンダーDenken ohne Gel?nder」です。つまり、階段を上り下りするとき、落ちないようにいつも手すりにつかまることができますね。しかし、わたしたちはこの手すりを失ったのです。こういう仕方でわたしは自分自身に言い聞かせているのです。そしてこれこそが、じっさいにわたしがしようとしていることなのです〉(「ハンナ・アーレント、ハンナ・アーレントを論ず」より)
単行本未収録未公刊の論考、講演、インタヴューなどを集成(1953-1975)。アーレントの思考と言葉と表情の全容をしるす。全2巻。
【目次】
「まるでレンガの壁に話しかけているかのように」――ヨアヒム・フェストとの会話
労働・制作・行為
政治と犯罪――往復書簡
J・グレン・グレイ『戦士たち』 はしがき
人間の条件について
現代社会の危機の性格
革命と自由――講演
アメリカは生まれながらの暴力社会か
『悪霊』
「自由であるための自由」――革命の条件と意味
構想力
彼はすべてがドワイト流
エマソン-ソロー・メダル受賞の辞
アルキメデスの点
80歳を迎えたハイデガー
マルティン・ハイデガーに
戦争犯罪とアメリカの良心
区別――『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』編集者への手紙
現代社会における価値
ハンナ・アーレント、ハンナ・アーレントを論ず
コメント
プリンストン大学における〈哲学にかんする諮問協議会〉での講演
ロジェ・エレラとの会見
公的な権利と私的な利益――チャールズ・フランケルへの応答
〈精神の生活〉についての前置き
移行
1973年9月28日夜に逝去したウィスタン・H・オーデンを偲んで
訳者あとがき
事項索引
人名索引
内容説明
2巻はアイヒマン論争インタヴューへの応答から「ハンナ・アーレント、ハンナ・アーレントを論ず」まで27編。その思考の細部と表情を多面的に描き出す。
目次
「まるでレンガの壁に話しかけているかのように」―ヨアヒム・フェストとの会話
労働・制作・行為
政治と犯罪―往復書簡
J・グレン・グレイ『戦士たち』はしがき
人間の条件について
現代社会の危機の性格
革命と自由―講演
アメリカは生まれながらの暴力社会か
『悪霊』
「自由であるための自由」―革命の条件と意味
構想力
彼はすべてがドワイト流
エマソン‐ソロー・メダル受賞の辞
アルキメデスの点
八〇歳を迎えたハイデガー
マルティン・ハイデガーに
戦争犯罪とアメリカの良心
区別―『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』編集者への手紙
現代社会における価値
ハンナ・アーレント、ハンナ・アーレントを論ず
コメント
プリンストン大学における〈哲学にかんする諮問協議会〉での講演
ロジェ・エレラとの会見
公的な権利と私的な利益―チャールズ・フランケルへの応答
〈精神の生活〉についての前置き
移行
一九七三年九月二八日夜に逝去したウィスタン・H・オーデンを偲んで
著者等紹介
アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ドイツ出身のアメリカのユダヤ人政治哲学者
山田正行[ヤマダマサユキ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。東海大学名誉教授
金慧[キムヘイ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。中央大学商学部教授
橋爪大輝[ハシヅメタイキ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。山梨県立大学人間福祉学部准教授
矢野久美子[ヤノクミコ]
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。フェリス女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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