出版社内容情報
『全体主義の起原』以後1953年から、アーレントが急逝する1975年までの単行本未収録未公刊の論考、講演、インタヴューなどを集成する。
第1巻には、著者が『全体主義の起原』初版公刊後にとりかかったマルクス研究「カール・マルクスと西洋政治思想の伝統」、著者の思想にある種の転回をもたらした「ハンガリー革命と全体主義的帝国主義」の2つの長編はじめ、『全体主義の起原』から『人間の条件』(『活動的生』)成立にいたるアーレントの研究プロセスや、「行為と「幸福の追求」」など『革命について』の成立史をフォローしうる論稿など15編を収録。第2巻には、アイヒマン論争をめぐるドイツの歴史家ヨアヒム・フェストのインタヴューへの応答にはじまり、ベトナム戦争や現代アメリカ社会、ハイデガーについて、晩年の『精神の生活』に関係する論稿など27編を収める。その一篇「ハンナ・アーレント、ハンナ・アーレントを論ず」は、自身による最良のアーレント入門にもなっている。
「『手すりなき思考』は、ハンナ・アーレントが著した作品であるとともに、アーレントの思想の表情をまことに生き生きと多面的に描き出したポートレート集であるという点で、数あるアーレントの著作のなかでもひときわ異彩を放っている」(訳者あとがき)
【目次】
序論
謝辞
カール・マルクスと西洋政治思想の伝統
大いなる伝統
20世紀における権威
ロバート・M・ハッチンズへの手紙
ハンガリー革命と全体主義的帝国主義
全体主義
文化と政治
伝統的倫理にたいする挑戦――マイケル・ポランニーへの応答
1960年党全国大会(ケネディ対ニクソン)の省察
行為と「幸福の追求」
自由と政治――講演
冷戦と西側
国民国家とデモクラシー
ケネディと今後
ナタリー・サロート
内容説明
単行本未収録未公刊の論考・講演・インタヴューなどを集成(1953‐1975)。1巻は著者の思想展開の上で重要な「ハンガリー革命と全体主義的帝国主義」など15編。
目次
カール・マルクスと西洋政治思想の伝統
大いなる伝統
二〇世紀における権威
ロバート・M・ハッチンズへの手紙
ハンガリー革命と全体主義的帝国主義
全体主義
文化と政治
伝統的倫理にたいする挑戦―マイケル・ポランニーへの応答
一九六〇年党全国大会(ケネディ対ニクソン)の省察
行為と「幸福の追求」
自由と政治―講演
冷戦と西側
国民国家とデモクラシー
ケネディと今後
ナタリー・サロート
著者等紹介
アーレント,ハンナ[アーレント,ハンナ] [Arendt,Hannah]
1906‐1975。ドイツ出身のアメリカのユダヤ人政治哲学者
山田正行[ヤマダマサユキ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。東海大学名誉教授
金慧[キムヘイ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。中央大学商学部教授
齋藤純一[サイトウジュンイチ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。早稲田大学政治経済学術院教授
橋爪大輝[ハシヅメタイキ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。山梨県立大学人間福祉学部准教授
矢野久美子[ヤノクミコ]
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。フェリス女学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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