出版社内容情報
「移植は奇跡である。しかし、その本質は、強さと弱さ、強い個性と重大な欠点を持つ人々により行われる真剣な試みに他ならない。そして、私もそうした人々の一人である」
デヴィッド・ワイルは移植医にして、スタンフォード大学病院をはじめ数々の病院で、ディレクターとして肺移植プログラムの指揮に携わってきた。ワイルは誰がいつ移植を受けるかの判断を担い、チームとともに術後の回復を管理し、患者の退院後もケアを行う。患者が移植の待機リストに入った瞬間から残りの人生を終えるまで、一貫してケアしつづけるのだ。
がんを患っている患者、二度目の移植手術に臨む患者など、移植を受ける患者の問題。さらに、肺を提供する人の家族たち、移植プログラムに従事する同僚たちの想いが、移植医療の現場をドラマティックに動かしていく。
奇跡のような回復、悲劇のような悲しい別れ、そして燃え尽き――。移植医療は神がかり的で、人間的だ。肺移植に人生を捧げた医師が、その内幕を赤裸々に綴るノンフィクション。
【目次】
まえがき
第I部
第II部
第III部
エピローグ
謝辞
解説(仲野徹)
内容説明
肺移植に人生を捧げた医師が、その内幕を赤裸々に綴るノンフィクション。
目次
第1部
第2部
第3部
著者等紹介
ワイル,デヴィッド[ワイル,デヴィッド] [Weill,David]
元スタンフォード大学先進肺疾患センター・肺移植プログラム所長。現在はテュレーン大学医学部教授のほか、ワイル・コンサルティング・グループの代表を務め、移植医療の改善に力を注いでいる。「ウォール・ストリート・ジャーナル」「ニューズウィーク」「シカゴ・トリビューン」「ワシントン・ポスト」などに数多くの論説を寄稿している。ニューオーリンズ在住
小田嶋由美子[オダジマユミコ]
翻訳家。明治大学大学院法学研究科修了
仲野徹[ナカノトオル]
大阪生まれ。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツ留学、京都大学医学部講師、大阪大学微生物病研究所教授を経て、2004年から大阪大学大学院医学系研究科病理学教授。2022年退官。2012年、日本医師会医学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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