アジア映画とは何か

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アジア映画とは何か

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622097648
  • NDC分類 778.22
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「アジアの少なからぬ地域では一党独裁や軍事政権、非寛容の政教一致が人々を不当な抑圧状態に置いているため、一見したところ何もかもが自由なように見える日本に比べ、はるかに困難な状況のなかで人間が生きることを強いられている。ではわれわれはなぜ、そのようなより過酷な生活から生まれてきたアジア映画を観ようとするのか。それは端的にいって、自分たちよりも強い人間を見たいからである。アジア映画がわれわれに訴えかけてくるのは、それが娯楽アクションであれ、メロドラマであれ、近代史を批判する社会派作品であれ、そこには自分たちよりもはるかに強く忍耐と寛容に満ちた人間たちの生き方が描かれているからに他ならない。強い悲嘆を知る者は、同時に強い歓喜を体験できる者でもある。困難な社会のなかで自分たちとはいったい何者であるかという問いを間近に突きつけられ、それに真剣に答えようとする人間が描かれているとき、そのフィルムは思いがけない強度を獲得する。よく探求する者はより大きな自由に到達する。より深い心の慰めを体験する。」(「アジア映画を観るということ」より)

過剰なまでの混沌と豊饒に魅惑されつづけた、60年に及ぶ身体的思考の集成。

内容説明

われわれはなぜ、アジア映画を観ようとするのか。それは端的にいって、自分たちよりも強い人間を見たいからである。過剰なまでの混沌と豊饒に魅惑されつづけた60年の身体的思考の集成。

目次

方法論的文章(アジア映画論序説;「アジア映画」の「アジア」とは何か ほか)
二〇一〇年以降の映画評(リティー・パン『飼育』;婁〓『二重生活』 ほか)
アジア映画をめぐる書物(韓燕麗『ナショナル・シネマの彼方にて』;三澤真美恵編『植民地期台湾の映画』 ほか)
映画日誌(ソウル 1979;ピョンヤン 1992 ほか)

感想・レビュー

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アジア映画の抽象的概念への疑問 アジア映画の三つの分類法 映画透明性信仰の批判 アジア各地の映画黎明期 新派劇のメロドラマ影響 台湾の台語片製作史 侯孝賢『悲情城市』の多声的物語 韓国の歴史映画と社会批判 国民女優という文化的存在 香港映画の黄金時代 東南アジアの怪奇映画伝統 タイのピーポップローカル性 パレスチナ『オマールの壁』内通者問題 イラン映画の子供と走り アフリカのウスマヌ・センベーヌ 山形ドキュメンタリー映画祭意義 映画祭による作家発見と文脈無視 フィルム発見保存修復活動2025/05/12

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