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出版社内容情報
2013年。アメリカ合衆国最高裁判所で、ある特許をめぐる事件が審理された。主題は「ヒト遺伝子に特許は認められるのか?」。この素朴な問いには、特許の法理、遺伝学、科学研究の自由、企業の論理、がんの検査を受ける権利など、多くの論点が交錯し、それゆえこの裁判は、世界中の注目を集めた――。この歴史的裁判の関係者への徹底的な取材に基づいた、手に汗握る法廷ドキュメンタリー。巻末に、著者による専門的解説を付す。
内容説明
特許を持つバイオ企業。遺伝子検査の適正な価格を求める患者。基礎研究への影響を懸念する研究者。新しい科学への法律判断に携わる判事。そして、「遺伝子の所有権」という発想に疑問を抱く人たち。ステークホルダーたちの利害関係、信念、そして法理が複雑に絡み合う。世界じゅうが注目した裁判の内幕。「ヒト遺伝子に特許は認められるのか?」2013年、アメリカ。合衆国最高裁は、この問いに歴史的判断を下した―。徹底的な取材に基づいた法廷ノンフィクション!
目次
1 訴訟を起こす(誰を訴える?;らせんの中の世界;遺伝子の女王 ほか)
2 法廷へ(有力者;SDNY;ニワトリと卵 ほか)
3 アメリカ最高位の裁判所(デジャヴ;エアフォース1;友の証 ほか)
著者等紹介
コントレラス,ジョージ L.[コントレラス,ジョージ L.] [Contreras,Jorge L.]
ユタ大学法学教授およびヒト遺伝学兼任教授。知的財産法と科学政策に加え、遺伝学とゲノム科学に関する法律について、研究・教育を行っている。アメリカ政府諮問委員会の委員として、連邦議会で特許法に関する証言を行った経験がある
上原直子[ウエハラナオコ]
翻訳家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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