見えない未来を変える「いま」―長期主義 倫理学のフレームワーク

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見えない未来を変える「いま」―長期主義 倫理学のフレームワーク

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096696
  • NDC分類 150
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「タイムトラベルの物語では、過去の小さな行動が現在の極端な変化につながることが多い。しかし、今日の小さな行動が、未来に劇的な影響を及ぼす可能性について考えることはめったにない」(本文より)

本書の主眼は、こんな可能性を真剣に捉えるべき理由を提示することだ。そしてさらに、いまを生きる一人ひとりが「いますぐ」行動するよう説得することにある。
気候変動、高度なAIや全面核戦争がもたらす脅威・リスクについて、できるだけ正確なデータ、〈長期主義〉的フレームワーク、そして数学的ツールで詳細に検討し、数世紀から100万年先までの不確実な未来の形をできるだけ正確に描き出していく。そのうえで、「そもそも人類の絶滅は悪いことなのか?」「幸福とは何なのか?」といった根源的な問いにまで踏み込むことで、議論は深みを増している。

科学をはじめ、歴史、哲学と使える知見は何でも使い、熱意にあふれた筆致で読者を巻き込んでいく若き哲学者、マッカスキルの説く、未来のための思想。

内容説明

本書の主眼は、こんな可能性を真剣に捉えるべき理由を提示することだ。そしてさらに、いまを生きる一人ひとりが「いますぐ」行動するよう説得することにある。気候変動、高度なAIや全面核戦争がもたらす脅威・リスクについて、できるだけ正確なデータ、“長期主義”的フレームワーク、そして数学的ツールで詳細に検討し、数世紀から100万年先までの不確実な未来の形をできるだけ正確に描き出していく。そのうえで、「そもそも人類の絶滅は悪いことなのか?」「幸福とは何なのか?」といった根源的な問いにまで踏み込むことで、議論は深みを増している。科学をはじめ、歴史、哲学と使える知見は何でも使い、熱意にあふれた筆致で読者を巻き込んでいく若き哲学者、マッカスキルの説く、未来のための思想。

目次

1 長期的な視点に立つ
2 軌道の変化を促す
3 文明を保護する
4 世界滅亡を評価する
5 行動する
終わりに―できることはたくさんある

著者等紹介

マッカスキル,ウィリアム[マッカスキル,ウィリアム] [MacAskill,William]
オックスフォード大学哲学准教授、オックスフォード大学世界優先事項研究所の上級研究員。道徳的な不確実性、功利主義、効果的利他主義、未来世代の倫理に焦点を当てた研究を行う。“効果的な利他主義”運動の立ち上げに尽力し、ギビング・ワット・ウィー・キャン、80,000アワーズ、効果的利他主義センター、世界優先事項研究所などの組織を共同設立してきた。そうした組織の活動を通じ、これまで慈善団体に3億ドル以上を寄付している

千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

32
科学をはじめ、歴史、哲学と使える知見は何でも使い、熱意にあふれた筆致で読者を巻き込んでいく若き哲学者マッカスキルの説く、未来のための思想を解説した一冊。気候変動、高度なAIや全面核戦争がもたらす脅威・リスクについて、できるだけ正確なデータ、長期主義的フレームワーク、数学的ツールで詳細に検討し、数世紀から100万年先までの不確実な未来を予測して、人類の絶滅や幸福とは何かを問う一冊で、現実的に直面するかどうか分からない可能性をどこまで考えるべきなのか、できる範囲でやっていくしかないというのが正直な感想でした。2024/02/24

zoe

15
(2022)邦訳2024年。地球が誕生し生物が生まれ、偶然の積み重ねで、今、人類が経済活動し、各々幸不幸を感じる。物事には適応性が必要だし、持続もする。その新しい基準へと早く達することがよいのか否かも重要なファクターだ。直近のビジネスへの応用なら、Dx、Gx、自身のキャリア開発へ応用してみればいい。幸福の評価法は、平均の上昇でみればいいのか、総量でみればいいのか?簡単な図式で示してくれる。よくあるエンゲージメントのアンケート結果なんてこれを読めば議論の余地はありありである。2024/03/18

iwtn_

7
流行りの思想の本が訳されたとあって、身近なサービスにも影響があるかもしれんと発売翌日に購入。全体的に、ここまで大仰に書くことか?と思わせる。二章で確率的に考えることを推奨するが、そもそもその後の各章で出てくる問題が、発生する確率を出すこと自体が無理なのでは、というものでゆるふわな議論にしか見えない。パートⅤにある行動の仕方の指南がまだ穏当であることが救いか。しかし、昨今の流行りの問題に乗っかっているだけなのでは?パートⅣも定量的に見えるが、物凄く簡略化した話だし。こう考える人がいる、という知識だけ得た。2024/01/13

三月うさぎ(兄)

1
『<効果的な利他主義>宣言!』が今現在の世界全てに向けた利他主義であったのに対し、さらに踏み込んで「未来」に向けた利他主義を展開している。その未来も「長期主義」と名乗るように数世紀程度ではなく何千年、何万年、いやさ何億年、何兆年という未来、人類が滅びた後にもういちど知的生命が文明を築けるか、というところまで踏み込んで「よりよい未来とは何か」「未来のために何ができるか」を暑苦しく語る。→2024/03/12

ダイ

0
もちろん危険とかとんでもとかいう意見もあるだろうけど数百年後数千年後の人類に未来も大切だと思う。 何のために生きるかは人類の未来に為と思っている。ホモサピエンス全体に対する優生思想とも言えるのか。2024/02/13

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