救い

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  • サイズ 46判/ページ数 608p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096542
  • NDC分類 973
  • Cコード C0097

出版社内容情報

時は1579年の日本。大航海時代のイエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノと東方貿易商人のアルヴィーゼ・モーロ。戦国時代の日本にたどり着いた二人のイタリア人の行状が、西洋(キリスト教)と東洋(茶の湯、禅仏教)の最初の出会い、そしてその後の断絶をもたらした。大友宗麟や高山右近といったキリシタン大名をはじめ、織田信長、千利休、豊臣秀吉との息詰まる交渉も描く、壮大な歴史小説。

内容説明

「何が起こったのかまったく知られていなかった。宣教師たちの手紙はどれも寡黙だったし、それを否定できたかもしれない数少ない文書は削除され、あるいは失われてしまった。確実に知られていたのは、ヨーロッパ人が日本で茶の湯という不可解な儀式を発見したということだ」。時は1579年(天正7年)。大航海時代のイエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノと東方貿易商人のアルヴィーゼ・モーロ。戦国時代の日本にたどり着いた二人のイタリア人の思惑と行動が、西洋(キリスト教)と東洋(茶の湯、禅仏教)の最初の出会い、そしてその後の断絶をもたらした。大友宗麟や高山右近といったキリシタン大名をはじめ、織田信長、千利休、豊臣秀吉との息詰まる交渉も描く、壮大な歴史小説。

著者等紹介

キュッパーニ,ベッピ[キュッパーニ,ベッピ] [Chiuppani,Beppi]
比較文学者、作家。1980年、ヴェネト州ヴィチェンツァ県バッサーノ・デル・グラッパに生まれる。パドヴァ大学卒。パリ、リスボンでヨーロッパのヒューマニズム文化を学び、カイロ(アメリカ大学)とダマスカス(フランス学院アラブ研究所)で中東の文学の伝統を研究。その後、シカゴ大学で比較文学の博士号を取得。妻は漫画家、エッセイストのヤマザキマリ

中嶋浩郎[ナカジマヒロオ]
1951年、長野県松本市生まれ。東京大学教育学部卒。フィレンツェ大学留学。フィレンツェ大学講師を経て現在広島市在住。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

79
16世紀末、日本の戦国時代を舞台にした歴史小説。著者はイタリア人。実在の宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノと架空の貿易商アルヴィーゼ・モーロ、二人のイタリア人の生き様から西洋(キリスト教)と東洋(茶の湯)の出会いと葛藤を西洋人の視点で描く。”バテレンの長”・イエズス会東インド管区巡察師ヴァリニャーノは若桑みどりのノンフィクション『クアトロ・ラガッツィ』や架空のイタリア人船員を配した辻邦生の歴史小説『安土往還記』でも取り上げられている。上記二書に比べ本書『救い』は個人的にはしっくりこなかった。⇒2024/03/18

やいっち

61
昨夜半読了。書店でのみすず書房フェアでまとめ買いした一作。読んでよかった。(内緒だが、600頁の海外物小説で一番懸念するのが登場人物の数。沢山の名前に目が眩むことしばしば。が、本作品に限っては杞憂に終わった。) 2024/01/30

Cinejazz

18
大航海時代のイエスズ会の資料を基に、イタリア人文学作家・ベッピ・キュッパ-ニさん(漫画家・ヤマザキマリさんの夫)が、ローマの宣教師ヴァリニャ-ノ(1539-1606)とヴェネチアの貿易商人アルヴィ-ゼを中心とする西洋人たちの日本の戦国時代での布教・交易を通して、禅仏教、茶の湯に触れながら、各地の大名と異文化との狭間での軋轢、葛藤、人々の魂の救済を問う、壮大な歴史群像小説。 ・・・・・ 金で買われた愛人からキリシタンとして人格を形成する日本人女性<すずえ>、ヴァリニャ-ノの従者とし↓2023/11/15

タキタカンセイ

9
戦国時代末期の日本を訪れた二人のイタリア人の物語。イエズス会巡察師ヴァリニャーノはキリスト教の布教に、商人アルヴィーゼは富を掴むことに、それぞれ情熱を燃やすが…。彼らの目で視る信長、秀吉、宗麟、千利休、そして当時の民衆がとてもリアルに感じられる。異星人とのファーストコンタクトSFのような面白さ。「茶道vsキリスト教」という視点も大変興味深かったです。 2023/12/15

みみりん

8
信長・秀吉の時代に日本を訪れた二人のイタリア人宣教師と商人の視点から見た日本と二人の関わった日本人の小説。592ページを何とか10日間で読み終えた。図書館本で延長できないので急いであらすじだけ追ってしまったが金しか目に入らなかったイタリア商人が茶の湯に魅せられてその世界に入っていく過程は興味深い。後で時間をかけて再読する。2024/02/05

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