「まちライブラリー」の研究―「個」が主役になれる社会的資本づくり

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「まちライブラリー」の研究―「個」が主役になれる社会的資本づくり

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096481
  • NDC分類 016.29
  • Cコード C0036

出版社内容情報

〈本を核に本や人との出会いを目指す活動であれば、まちライブラリー〉というおおらかな考えのもとで著者が提唱し、個々の人の参画・運営によって全国に千ヶ所以上形成されてきた「まちライブラリー」。始まりから12年、まちライブラリーはどのように広がってきたのか。運営者・利用者へのアンケート、関係者へのヒアリングから分析、考察する。
そこから浮かび上がってくるのは、「自生的」「社会的連坦」「日常」「主観」「自由」といった言葉で語ることのできる、人と人とのゆるやかなつながりだ。
地域の場づくりやコミュニティ形成をうながし、そこに関わる個々の人がやりがいやいきがいを感じる活動の鍵を明らかにする、小さくも示唆に富んだ一冊。

〈まちの生活は特定の日だけが充実していれば良いわけではない。日々の生活の中にあるちょっとした発見や憩いの重要性を考えると、日常性というものが何よりも大切であるということではないだろうか。ここに個々の人がまちライブラリーに惹きつけられていく大きな要因があると思う。〉(第8章 「個」が主役になるまちライブラリー)

内容説明

開始から12年、全国千ヶ所以上に広がる「まちライブラリー」。提唱者の体験と運営者・利用者・関係者への聴き取りをもとに、自生的な場づくりの鍵を考察する。

目次

第1章 まちライブラリーが生まれた背景と基本概念
第2章 まちライブラリーの実践活動から得た知見
第3章 まちライブラリーの広がりと多様性
第4章 まちライブラリー運営者と利用者の実態
第5章 地域と人とまちライブラリー
第6章 まちライブラリーを活用した場づくりとは
第7章 計画性や制度から自由で、自生的に生まれるまちライブラリー―知の哲人からの気づき
第8章 「個」が主役になるまちライブラリー

著者等紹介

礒井純充[イソイヨシミツ]
1958年大阪市生まれ。一般社団法人まちライブラリー代表理事。大阪府立大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士。1981年、森ビル株式会社に入社し「アーク都市塾」「六本木アカデミーヒルズ」などの文化・教育事業に従事。取締役広報室長などを歴任。2011年に「まち塾@まちライブラリー」を開始。以降、「まちライブラリー」の提唱者として活動の運営・サポートを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

55
【本を通じて人とつながろう、街の居場所をつくろう、本を多様な場所に展開して多くの人に届けよう】著者が提唱し全国で1000ヶ所以上ある、誰でも始められる私設図書館「まちライブラリー」は、どのように広がってきたのか。アンケートやヒアリングから分析・考察した書。巻末に、注と参考文献。<声なき声を聞いてこそ個と社会の矛盾を解決する術が見つかると考えた。本書で読者にその声を届けるとともに、個の活動が活かされやすい鍵を整理することにより、本書が、個々の人が息苦しさを感じずに生きられる社会づくりの一助になれば>と――⇒2024/06/01

tamami

51
著者の提唱する「まちライブラリー」の運動に関心があり購読する。現在様々な形で全国に展開している「まちライブラリー」は、千ヶ所を超えるという。本書では、開始に到るまでの提唱者の考えやその後の経緯、全国に展開している運営者や利用者の声を拾って、現状を紹介している。緩やかな規約の下、実に様々な方法があり、本や人との出会いをめざす活動として、多くの示唆をもらえる。本書の随所に、最初から強い目的意識をもって活動に入るよりも、自分の心の中の思いを実現しようとする気持が大切、という趣旨の事が謳われているのが印象に残る。2024/06/15

びわこっこ

40
公共図書館に予約本を受け取りに行って、新刊書棚で見つけた! 丁度、まちライブラリー@岩出山の転換期を迎えており、今までの取り組みを振り返りつつ、どうやって運営して継続していくかを考えるのに、役立った。最初の思い入れとは違った方向に行きつつある。街が育ててくれると言うけれど、本屋さんがなくなって、人気の少なくなった、シルバータウンの今後をどうして行こう? 共同本屋の線がつよくなってきた。2024/05/27

May

6
まちライブラリーとは何ぞや、という問に答えるための書ではないです。そもそもが融通無碍な取組らしく、規模などの外形的なことはもちろん、目的も幅広で何でもありの感あり。この取り組み自体に興味があって読む人(私もその一人)には、ちょっと物足りないでしょう。まちライブラリー自体に興味を持つよりも、こうした取組を続けている人が、なぜ取組を継続できているのか、なぜ周りの人を引き付けるのか(このことは継続できる理由の一つであろう)などに着目してみたらいいだろうと思います。 2025/02/16

Shori

5
働き方に悩む今読んでよかった本。会社を筆頭に組織でのみ働くことだけが選択肢ではない。個の力でできることから始められる方法して、まちライブラリーという抽象的な器は魅力的だった。まちの活性化や場づくりなど構えて始めるより、個に根差したモチベーションの方が満足感高く継続しているという調査結果もおもしろい。確かに本は読むだけではなく、感想を語り合えると、より血肉になる感覚がある。大学時代の読書会が懐かしくなった。2024/12/17

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