完訳版 第二次世界大戦〈volume1〉湧き起こる戦雲

個数:

完訳版 第二次世界大戦〈volume1〉湧き起こる戦雲

  • ウェブストアに18冊在庫がございます。(2025年05月08日 13時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 912p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096313
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C1022

出版社内容情報

「過去について熟慮することが、今後の歳月の指針となり、新しい世代が何十年も前の過ちを修復して、人間がほんとうに必要とする物事と栄華に則り、未来におぞましい光景がくりひろげられるのを抑制することを、私は心の底から願っている」(序文より)

史上最大の大戦下、英国を率いた元首相がみずから語る全記録。ノーベル文学賞を著者にもたらした6巻の原著(1948-54年)を全面新訳でおくる。第1巻は1919年の第一次世界大戦の講和会議から説き起こし、戦間期の20年をへて新たな大戦が勃発、1940年5月10日に65歳で首相となるまでを収める。自身のほか主要人物による演説と書簡、各種地図や表を配し、英国王ジョージ6世からリッベントロップまで、じかに接した人びとの素顔も点描される。序説は軍事史家ジョン・キーガン。

(組閣の大命を受けた夜に)「ようやく私は、すべての局面で指示を下す権限を得た。避けがたい宿命とともに歩んでいるような心地だった。私のこれまでの半生すべてが、この秋(とき)、この試練のための備えであったかのように思えた」(第38章より)

目次

第1編 戦争から戦争へ 一九一九‐一九三九年(戦勝国のたび重なる愚行 一九一九‐一九二九年;平和の絶頂期 一九二二‐一九三一年;隠れ潜む数々の危険;アドルフ・ヒトラー;蝗に食い荒らされた年月 一九三一‐一九三五年 ほか)
第2編 不分明な戦争 一九三九年九月三日‐一九四〇年五月一〇日(戦争;海軍本部の責務;ポーランド滅亡;戦時内閣の問題点;フランスの陣頭 ほか)
補遺(各種資料;海軍卿覚書)

著者等紹介

チャーチル,ウィンストン[チャーチル,ウィンストン] [Churchill,Winston]
1874‐1965。イギリスの政治家、著述家。1874年11月30日、オックスフォード郊外のブレナム宮で、英保守党の政治家ランドルフ・チャーチルと米国人女性ジャネットの長男として生まれる。1894年にサンドハースト王立陸軍士官学校(騎兵科)卒業後、軽騎兵第4連隊に任官。インド、エジプト、スーダンへの出征、ボーア戦争の従軍記者を経て、1900年に25歳で保守党より庶民院議員に当選。1904年に自由党に移籍。1911年から第一次世界大戦中の15年まで海軍卿(海軍大臣)を務める。1965年1月24日に90歳で歿

伏見威蕃[フシミイワン]
英米文学翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒業。ノンフィクションから小説まで幅広い分野を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

125
チャーチルが執筆に際しギボン『ローマ帝国衰亡史』を念頭に置いていたのは間違いない。なぜ第二次大戦が起こり、あれほどの惨禍をもたらしたのか人類の愚行を検証しようとするために。ヒトラーやスターリン、チェンバレンら当時の指導者たちが何を考え行動していたのかを無味乾燥な記録ではなく達意な歴史文学の文章で綴り、政治軍事外交の激烈な戦いを生き生きと描き出すのだから。戦争指導者の視点から語られるため戦場の残酷なリアルには乏しいが、匂い立つほど圧倒的な事実の力が異論をねじ伏せ、叙事詩的な大壁画としてそびえ立っているのだ。2024/01/14

ぐうぐう

34
評伝『JFK』を読んでいると、若きケネディが熱心にチャーチルの著作を愛読し、影響を受けていることを知り、「へえ!」と感心していると、そのタイミングで完訳版『第二次世界大戦』の第1巻が刊行されたのでさっそく購入したものの、分厚さに怯んでいるうちに年末となってしまった。完訳版は今後、夏に1巻ずつ刊行予定らしく、のんびりしていると続刊に追いつかれてしまうと思い、覚悟を決めて年の瀬にページを開くこととなった。すると、分厚さに怯んでいたのが嘘のような面白さで、あっという間に読了してしまった。(つづく)2023/12/29

大森黃馨

9
ウィンストン・チャーチル元英国首相の第二次世界大戦回顧録の実に74年振りの完訳版だがこの分量で全六巻の最初の第一巻に過ぎない全巻完訳されるはいつの日か 第一巻で取り扱われる期間は1919年〜1940年独の仏侵攻直前まで1930年代や開戦後のノルウェー戦の時期そしてソ連との悪関係こうした政治や駆け引きやらを自分は初めて知ったような気がする何もせずのんびりしていた訳でもなく気の遠くなるような歴史の積み重ね 第二次世界大戦ももしかしたら半年足らずで終わっていたかもしれないという事2023/11/01

鏡裕之

4
第一次世界大戦後からチャーチルの首相就任まで。戦勝国の軍縮よりも敗戦国の不満排除を、と唱えるチャーチルの思惑とは逆ベクトルに進んでヒトラー出現を招く諸国。早期にヒトラー・ドイツを叩いていれば、ヒトラーは潰せていた。叩くチャンスは何度もあった。だが、逸機を繰り返しているうちにドイツの軍備はすすみ、取り返しがつかなくなる。その中でも、軍備縮小を唱える野党が、いまの日本の野党と重なる。まさに愚行は繰り返す。平和のための拳、平和のための盾がなければどうなるか、生々しく見せつけられる。政治家にこそ読んでほしい大著。2023/09/17

ゆーじ

2
暗雲立ち込める当時のヨーロッパ国際情勢が詳細に書かれてます。スマホ片手に調べ調べしながら読みすすめました。先が長いので読了できるか不安です。2023/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21413128
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品