科学革命の構造 (新版)

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科学革命の構造 (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622096122
  • NDC分類 402
  • Cコード C1040

出版社内容情報

待望の日本語版新版(原著第IV版、50周年記念版の全訳)。
科学とは何か、知識の進歩とは何かについての固定観念を抜本的に塗り替え、「20世紀の最も影響力の偉大な本」に数えられる名著である。新版は半世紀ぶりの〈新訳〉であり、クーンの論述が細部まで丹念に掬い上げられた。また、新しい読者への案内としてI・ハッキングによる「序説━━五十周年記念版に寄せて」が巻頭に加わっている。
「通常科学」から「危機」へ、そして新しい「パラダイム」へ──世界観の変わり方をダイナミックかつ周到に語って世界を変えたクーンのヴィジョンが、21世紀的な解像度の訳文でよみがえる。

内容説明

「通常科学」から「危機」へ、そして、新しい「パラダイム」へ。科学と世界の見方を変えたクーンの描像を、21世紀的な解像度の新訳で。原著刊行50周年記念版。第4版を底本とした丹念な翻訳による待望の新版。I・ハッキングによる懇切な手引きを巻頭に付す。

目次

第1節 序論―歴史に与えうるひとつの役割
第2節 通常科学への道筋
第3節 通常科学の性質
第4節 パズル解きとしての通常科学
第5節 パラダイムの優位性
第6節 アノマリーと科学的発見の出現
第7節 危機と科学理論の出現
第8節 危機への応答
第9節 科学革命の性質と必要性
第10節 世界観の変化としての革命
第11節 革命の不可視性
第12節 革命の終わり方
第13節 革命を通しての進歩
追記―1969年

著者等紹介

クーン,トマス・S.[クーン,トマスS.] [Kuhn,Thomas S.]
1922‐1996。アメリカのオハイオ州でドイツ系ユダヤ人の土木技師の家に生まれる。ハーバード大学で物理学を学び、1949年に同校でPh.D.(物理学)を取得。ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学などで科学史および科学哲学の教鞭をとる。1969年‐1970年には米国科学史学会会長を務めた。1979年から没年まで、マサチューセッツ工科大学(MIT)言語学・哲学部門ローレンス・ロックフェラー教授

ハッキング,イアン[ハッキング,イアン] [Hacking,Ian]
1936年カナダ、バンクーバー生まれ。トロント大学哲学部門教授。2023年没

青木薫[アオキカオル]
翻訳家。1956年、山形県生まれ。Ph.D.(物理学)。2007年、数学普及への貢献により日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

13
「科学革命」と「パラダイム」の概念を打ち出した名著。具体的な例示を多用してアノマリーに陥ったあとの科学が「パラダイムシフト」を起こすのという理論を原著で読めて良かったです。2023/07/23

borisbear

6
補章「追記1969年」が著者の意図理解に有益だった。著者が特に重視する「模範例としてのパラダイム」概念で一番言いたかったことは、それが命題知(know-that)ではなく能力知(know-how)として機能する、ということのようである。当時の科学哲学は論理的手法中心で、科学を命題体系として見る命題知中心主義が支配的だった。しかし、研究実践を直接導くのは能力知の方で、その点著者の言う通りだと思う。それは特定の類似性認識の元で物事を把握する能力などだが、著者はできる限り念入りに説明してくれていると思う。2023/07/16

Akiro OUED

3
今では手垢にまみれのパラダイムシフトという概念、科学の歴史だけに見られる現象だ。哲学とか芸術では。パラダイムシフトはない。確かに。プラトンの著作は古典として未だ現役だけど、ニュートンのプリンキピアは退役済みだ。右巻きが唱える皇国史観への強引なパラダイムシフトは、本書の悪用だ。2024/08/11

かみかみ

3
科学革命(パラダイム・シフト)が起こるメカニズムをパズルの比喩を用いて解き明かし、その概念を定着させた古典的名著。大学時代の恩師に紹介された本。すでにあるものを説明する通常科学のみでは革命は起き得ず、アノマリー(逸脱)によって危機が惹起されることでパラダイム・シフトに至るという。ニュートンやラヴォアジエの果たした役割がわかった気がする。2023/12/15

mori-ful

2
当たり前だけどパラダイムとは科学にのみ当てはまる概念で、科学とはいかなる営みなのかがテーマ。パラダイムのもとで教科書(とにかく大事)や専門家コミュニティがあることで維持される。アノマリーを説明する新理論によってパラダイムが変わり教科書やコミュニティも変化。科学革命はrevolutionsと複数形であることが示すように、アインシュタイン以外にも酸素の発見やX線といったものも含む。素朴にすぎるポパーとの違いも面白い。 ほかの分野にも応用して考えたくなる誘惑に満ちている。2025/02/16

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