カチンの森―ポーランド指導階級の抹殺 (新装版)

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カチンの森―ポーランド指導階級の抹殺 (新装版)

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  • サイズ 46判/ページ数 177p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622095200
  • NDC分類 234.9
  • Cコード C1022

出版社内容情報

1939年8月の独ソ不可侵条約、それにもとづく両国の相次ぐポーランド侵攻、こうして第二次大戦ははじまった。
1940年春、ソ連西部、スモレンスク郊外のカチンの森で、ソ連秘密警察は約4

内容説明

虐殺の原因と経緯、ソ連に同調した連合国の隠蔽工作、ゴルバチョフの沈黙、歴史家の責任まで分析する決定版。2008年、ハンナ・アレント政治思想賞を受賞。

目次

序論
1 ポーランド分割とポーランド市民のソ連収容所拘禁
2 殺戮と追放
3 階級殺戮、すなわち階級浄化
4 カチンの虐殺 責任者たちを探して
5 ソ連のつく嘘と西側によるその隠蔽
6 ソ連の公式見解に甘んじる政治家と歴史研究者
7 ゴルバチョフの沈黙
8 カチン事件 歴史学と政治へのひとつの教訓

著者等紹介

ザスラフスキー,ヴィクトル[ザスラフスキー,ヴィクトル] [Zaslavsky,Victor]
1937‐2009。レニングラードに生まれる。レニングラード大学で社会学を学び、母校で教鞭をとっていたが、1975年ソ連を出国、カナダに移住・帰化した。カリフォルニア、スタンフォード、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリの各大学で政治社会学を教え、最後は亡くなるまでローマのルイス・グイド・カルリ社会科学自由大学の教授。専門は第二次大戦後のソ連(ロシア)・イタリア政治関係史

根岸隆夫[ネギシタカオ]
翻訳者。第1次大戦と第2次大戦の間、特に独露両国の政治社会状況に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kenitirokikuti

10
図書館にて。原著は2007年刊行だが、元は1998年に刊行の『カチンの虐殺』で、本書はその増補版という位置付け(タイトルは『階級浄化』に改め)。わたしは15年くらい前には、プーチンの名君性みたいなものを感じていたのを覚えている。安倍晋三も、そしていまトランプも、ロシアの指導者とディール可能だと思っていた/いるのだ。その背後にある虚無主義の存在を忘れてしまうのだ。本書を読むと、ウクライナの件でポーランドがマジ切れするのよく分かる。そもそも同志や自国民の生存権すらあっさり剥奪するのだから…。2025/03/22

Fumitaka

4
ロシア人の研究者によるカティン事件の前後と、その取り扱いの研究。著者ザスラフスキーはレニングラード出身で最終的にイタリアに落ちついたという亡命者で、ソ連のポーランド東部占領が「ロシアの純然たる帝国主義と不可分」(p. 43)という記述なんかは、その前後の論旨はともかく、多少ソ連に対する「冷静ではない」側面もあるのではないかとも思うが、とはいえ、逆に「ソ連生まれのロシア人」でないと「言えない」見解ではないかとも思える。亡命者とはいえ、「(異論派)ロシア人の視点」として貴重な面もあるのではないか。2022/10/30

Go Extreme

2
1940年・25000人以上のポーランド市民がソ連秘密警察により銃殺 モロトフ=リッベントロプ協定 ジェノサイドを人口統計上の一集団の殺害と定義 カチン虐殺事件・20世紀の全体主義制度の特徴 カチン虐殺は階級浄化・アウシュビッツは人種浄化の縮図 ポーランド分割とポーランド市民のソ連収容所拘禁 殺戮と追放 階級殺戮、すなわち階級浄化 カチンの虐殺—責任者たちを探して ソ連のつく嘘と西側によるその隠蔽 ソ連の公式見解に甘んじる政治家と歴史研究者 ゴルバチョフの沈黙 カチン事件—歴史学と政治へのひとつの教訓2022/07/08

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