出版社内容情報
生きる上で飛行とは何か。この問に、鳥たちは約1万種に及ぶ多様なデザインで答えた。飛行速度や機動性の追求、さまざまな遠隔検知能力の獲得、中には飛ぶことをやめて泳ぎや走行に特化したものたちまで。著者は25年もの時間をかけて鳥の死骸を収集し、ポーズをとらせ、見事に描き出した。200点の卓抜したイラストと軽妙な解説で、進化の恐るべき多様性を示す書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
4
本当によく鳥を観察していて素晴らしい。リンネの分類で章立てされてて、これはこれで勉強になる。監修者は「最近の系統関係は」と書かずにしっかり参照文献を挙げて欲しい。2021/10/13
takao
2
ふむ2022/08/24
櫛橋光
2
これは凄い本だと即買いしました。見慣れたふつうの鳥も、骨だけ或いは羽毛の無い状態にしてみるとどんな体勢なのか良く分かります。さらに部位毎にアップしてあったり勉強になりました。意外と解説文章も長いです。2022/08/22
ロシアンブルー1
0
羽をとった個体、皮膚を剥いだ個体、骨格のみの個体。美しい。2023/03/28