出版社内容情報


生きる上で飛行とは何か。この問に、鳥たちは約1万種に及ぶ多様なデザインで答えた。飛行速度や機動性の追求、さまざまな遠隔検知能力の獲得、中には飛ぶことをやめて泳ぎや走行に特化したものたちまで。著者は25年もの時間をかけて鳥の死骸を収集し、ポーズをとらせ、見事に描き出した。200点の卓抜したイラストと軽妙な解説で、進化の恐るべき多様性を示す書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Jampoo
16
剥製師、鳥類調査員、学芸員である著者が、25年かけて集めた鳥の死骸を自ら標本にし、鳥類の身体構造とその機能を解説する。 骨格標本と筋肉解剖標本が両方掲載されていて羽毛の下で鳥がどんな形をしてどう動いているのかわかりやすい。 リンネの分類群ごとに章立てられていて、形態に強く注目している。同時に見かけの形態ではわからない現代の遺伝的な分類にも触れられていて、目レベルで分類の変更がされた種も少なくない。 鳥の分類の難しさから、多様な進化の道筋を感じた。2026/04/07
gachin
5
本当によく鳥を観察していて素晴らしい。リンネの分類で章立てされてて、これはこれで勉強になる。監修者は「最近の系統関係は」と書かずにしっかり参照文献を挙げて欲しい。2021/10/13
櫛橋光
3
これは凄い本だと即買いしました。見慣れたふつうの鳥も、骨だけ或いは羽毛の無い状態にしてみるとどんな体勢なのか良く分かります。さらに部位毎にアップしてあったり勉強になりました。意外と解説文章も長いです。2022/08/22
めめ
2
監訳が川上和人さんだー!と嬉しくなって読む。鳥類の骨の絵が美しい。ずっと読んでいると骨好きになる。文章も分かりやすくて、難しい箇所も丁寧に図版多めで説明してあり興味深い。最初に鳥類全体の総論が書かれて、その後にタカ目やカササギ目など別れて、個別に詳しく説明してあるのが読みやすかった。鳥の羽のフワフワ感が好きだけど、骨もまた骨で美しいのだなあ、と新たな鳥の姿を見たようが気がします。本が分厚くて重くて、読むのがちょっと大変でしたが、その価値はあるな、と思います。2025/05/08
takao
2
ふむ2022/08/24




