芸術の補助線―私の美術雑記帖

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芸術の補助線―私の美術雑記帖

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  • サイズ 46判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622089773
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

2020年、新型コロナ・ウイルスの災禍は美術界にも打撃を与えた。計画していた展覧会は軒並み中止または延期され、作品の陳列や検証などの研究成果を公開する機会がことごとく奪われた。
半世紀にわたり美術館運営に従事してきた著者もまた、ウイルスという眼に見えない相手を前に、館長職を務める美術館を切り盛りし、美術評論や普及活動に奔走する日々をコラム等で発信してきた。『鞄に入れた本の話』(2010年)『鍵のない館長の抽斗』(2015年)に続いてそれらをまとめた本書は、先行き不透明な当世を照らす、美術界泰斗によるすぐれた洞察にあふれている。

「書名は『芸術の補助線』とした。簡単な幾何の問題をまえにして、いくつも補助線を引き、躍起になって解いていた十代半ば頃のことを想いださせるが、これは不透明な時代のなかに生じる、さまざまな事象の意味を、まさに補助線を引くようにして探りを入れている――いまの私につながっている気がする。」(本書あとがき)

美術館の仕事をめぐって、通勤途中や旅先でふと考えた事がらを小さなスケッチブックに書き留めてきた“館長の雑記帖”最新版。解説・武田昭彦。

内容説明

先行き不透明な当世を照らす、美術界の泰斗による深い洞察。美術館の仕事をめぐって考えた事がらをスケッチブックに書き留めてきた“館長の雑記帖”最新版。

目次

1(一字違いのこと;顔というものは―松田正平氏を訪ねて;レッテルを貼る―ビル・トレイラーの絵 ほか)
2(米倉斉加年氏を偲んで;長蛇の列;カフェ・クーポールでの集合写真 ほか)
3(風雪という名の鑿をもつ砂澤ビッキ;画家としてのル・コルビュジエ;ドナルド・キーン氏との出会い ほか)

著者等紹介

酒井忠康[サカイタダヤス]
1941年、北海道に生まれる。64年、慶應義塾大学卒業後、神奈川県立近代美術館に勤務。92年、同館館長。2004年、世田谷美術館館長に就任し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keroppi

73
世田谷美術館館長による芸術の雑記帳。様々な美術展や芸術家たちとの触れ合い。行ったことのある美術展もあり思い出したりするが、知らない芸術家も多く、芸術の補助線となる本書は知的好奇心に満ちている。コロナ禍によって美術展が中止や延期になってしまい、そんな大変な中でも美に関する発信をしている。日々の暮しの中でも芸術や知的な情報に満ちていて、こんな風になれたらいいなと思ったりする、とてもなれないけど。中に、「宝島」のスティーブンソンが吉田松陰のことを書いているとの記述があり気になった。ちょっと調べてみようかな。2021/06/06

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