懐古する想像力―イングランドの批評と歴史

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  • サイズ 46判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622089421
  • NDC分類 930.27
  • Cコード C1010

出版社内容情報

「文芸批評を他のあらゆる学問研究から切り離された分野として扱うことはできない。通史、哲学、神学、経済学、心理学に注意を払わなければならないのは、これらのすべてに文芸批評が融合しているからである」(T. S. E.)

「文学──もっと正確に言えば〈英文学〉の中核を形成すると従来から考えられてきた一連の作家たち──は長きにわたってイギリスにおける国民的な自己定義の中心でありつづけてきた。しかし、20世紀のはじめの数十年に、国民文学の名作の評価と、国の政治体制の特徴とその軌跡についての理解とのあいだの緊密な、妄信的とさえ言いうるような結びつきがさまざまな形で分断させられたのである。文芸批評という概念がいっそう強調されるようになっていった」(S. C.)

『聖なる森』から『長い革命』、T・S・エリオットからリーヴィス夫妻、ウィリアム・エンプソン、リチャード・ホガート、レイモンド・ウィリアムズまで。歴史学と文学のはざまで同時代社会を彩る歴史認識、自己了解への視座をもたらしてきた20世紀文芸批評の展開をたどる。2017年度オックスフォード大学フォード記念講演。

内容説明

T.S.エリオットからR.ウィリアムズまで。歴史学と文学のはざまで同時代をいろどる歴史認識、自己了解への視座をもたらしてきた20世紀文芸批評の展開。『聖なる森』から『長い革命』まで。

目次

序論
第1章 ホイッグ史観とイングランドの精神
第2章 人類史における現在の相を精査する
第3章 「背景」としての科学と資本主義
第4章 合理主義、キリスト教、曖昧
第5章 「読者層」の歴史
第6章 長い産業革命
第7章 文化史としての文学史

著者等紹介

コリーニ,ステファン[コリーニ,ステファン] [Collini,Stefan]
1947年生まれ。ケンブリッジ大学ジーサス・コレッジで博士号取得。1994‐2015年、ケンブリッジ大学教授(インテレクチュアル・ヒストリーおよび英文学)。著書、編著多数

近藤康裕[コンドウヤスヒロ]
1980年生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。慶應義塾大学法学部准教授。イギリス文学・文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。