アメリカの世紀と日本―黒船から安倍政権まで

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アメリカの世紀と日本―黒船から安倍政権まで

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  • サイズ 46判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622089360
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0021

出版社内容情報

アメリカが世界の覇権を握り、新しい国際秩序を形成したことの影響を、日本ほど深く受けた国はない。日米のこの特異な関係を、ジョージ・ケナンは「不自然な親密さ」と呼んだ。
英国から独立を勝ち取り、自由主義を礎に建国された移民の国アメリカ。彼らアメリカ人が西にフロンティアを広げ、さらに太平洋の向こう側で遭遇した日本は、2000年もの間移民を知ることなく、自民族の共同体を重んじてきた保守的社会だった。やがてこの対照的な2か国は、太平洋をはさんで野心的な新興国として頭角を現す。日米戦争の起源である。
アメリカはこの戦争を、日本を完全に敗北させるための戦いと位置づけ、無条件降伏政策を追求した。敵国を軍事的に破るだけでなく自国に似せて改造するというのは、戦争の目的として未曾有のことだった。この野心的な政策が、戦争の趨勢と戦後の日本社会を規定することになる。それは日本の民主化を短期的には進めたが、決定的には困難に陥れ、対米従属と自国アイデンティティの両立という不可能を前に、日本は深刻な矛盾に陥る。
本書はアメリカの世紀を生きた日本を、政治、経済、社会、法律、精神という多方位から容赦なく描き出した。少しの希望とともに――。アメリカの世紀が暮れ始めた今、日本はどこへ向かうのか。米国きっての日本研究者による、痛切な日本現代史。

内容説明

米国と密接で特異な関係を結んだ敗戦国日本。この国は無条件降伏政策の呪縛と米国覇権の時代をどう生きたのか。日米関係の過酷な鏡が映し出す、現代日本の姿。

目次

序―不自然な親密さ
第1章 二つの新興国
第2章 無条件降伏政策
第3章 原爆使用の決定
第4章 米国人の手になる革命
第5章 日本の従属
第6章 日本人の魂を賭けて
第7章 奇妙な同盟
第8章 競合する資本主義
第9章 欧米モデルに収まらない日本社会
第10章 日本の民主主義
第11章 暮れゆく米国の世紀と日本

著者等紹介

パイル,ケネス・B.[パイル,ケネスB.] [Pyle,Kenneth B.]
ワシントン大学歴史学部および同大学ヘンリー・M.ジャクソン国際研究所名誉教授。日本研究の主要ジャーナルJournal of Japanese Studiesを創刊。長年にわたりワシントン大学ヘンリー・M.ジャクソン国際研究所長の任にあり、全米アジア研究所も設立、所長を務める。1999年に勲四等旭日中綬章を受章

山岡由美[ヤマオカユミ]
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。出版社勤務を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

24
私に思想の変革を迫るとんでもない本を読んでしまいました。信条は「ハト派」、政治家は後藤田正晴、大平正芳を敬愛し、何より日本国憲法の価値観を大切にしてきましたが、ここにきての不穏な政治・経済情勢で私自身少しずつ揺らぎ始めています。そこに本書。黒船来襲からの長い長い日米史、とりわけ敗戦後の日米関係の変化を、これほど仔細に分析した書は知りません。終章の「日米双方の自由主義を反映した新しい安定的な秩序の形成」は(従属から真の独立へを問う)重い課題ですが今こそ真剣に考える問題と思います。訳もこなれた良書、お薦めです2021/11/13

BLACK無糖好き

18
原著は2018年。翻訳版の刊行時から話題になっていただけに、図書館での予約が殺到していた。本書は、米国側から見た日米関係の百年を振り返る試み。戦後、米国は日本を自らの制度や価値観に合致させるべく、どのように日本の改革に取り組んできたか。対する日本は米国の強要した自由主義的な経済・社会・政治制度をどのように自分たちに合うよう改正し、独自の社会規範と行動様式を維持するに至ったか。いかにして「奇妙な同盟」は成り立っているのか等を探る。◇個人の権利よりも共同体重視の日本の法精神についての指摘は頷ける。2021/10/08

Mark

18
米国人向けに書かれた米日関係史ですが、日本研究の第一人者パイル教授により、日本の内情もかなり正確かつ客観的に記述されています。歴史的な事件に関しての理解が深まりました。全体に訳の日本語はナチュラルで読みやすいのですが、言葉尻にやや左寄りのバイアス的ニュアンスが感じられる部分があり、それがパイル教授の意図かどうかは、英語の原文を当たらないと測りかねます。1853年のペリー来航から、大東亜戦、冷戦、そして最近の東アジア情勢・・アメリカの世紀が終焉を迎えているいまこそ、歴史を振り返る価値は大きいと思います。2020/12/10

Mc6ρ助

12
アベノレガシーはアベノマスクと決め込んでいた爺さまは、一連の安保関連法が吉田ドクトリンの否定した集団的自衛権を60年ぶりにひっくり返すじっちゃんの名にふさわしいお仕事と海外で評価されていることにびっくりポン!どうせなら、トランプやポンペイオが横田基地に降り立つことがないように日米地位協定もチャラにしてほしかったと、強く思ってしまうのでした。20世紀の歴史を学んでいない我々日本人に必読の好著。2021/01/12

hana87

7
今年のナンバーワン。読んでよかった。 現代史なのに、知らなかった視点だらけで、もう、とにかく驚いた、、、2022/11/03

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