内容説明
いま読んでいる本、創作過程の実際、本の評判や売上げ、エリオットやフォースターとの交友など、1918年36歳の年から1941年自殺する直前までの日記。死後夫レナードによって文学活動を中心に編纂された本書は、創造の苦しみと楽しみを生き生きと伝える。
目次
一九一八年 三六歳
一九一九年 三七歳
一九二〇年 三八歳
一九二一年 三九歳
一九二二年 四〇歳
一九二三年 四一歳
一九二四年 四二歳
一九二五年 四三歳
一九二六年 四四歳
一九二七年 四五歳
一九二八年 四六歳
一九二九年 四七歳
一九三〇年 四八歳
一九三一年 四九歳
一九三二年 五〇歳
一九三三年 五一歳
一九三四年 五二歳
一九三五年 五三歳
一九三六年 五四歳
一九三七年 五五歳
一九三八年 五六歳
一九三九年 五七歳
一九四〇年 五八歳
一九四一年 五九歳
著者等紹介
ウルフ,ヴァージニア[ウルフ,ヴァージニア] [Woolf,Virginia]
1882‐1941。1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生れる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長篇小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生れる。プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺
神谷美恵子[カミヤミエコ]
1914‐1979。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園勤務。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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