ケアへのまなざし (新装版)

個数:
  • ポイントキャンペーン

ケアへのまなざし (新装版)

  • 神谷 美恵子【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • みすず書房(2019/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月06日 22時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622088387
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C1011

出版社内容情報

弱者に対する強者の優越感というものは医療の場では極めて起こりやすいことで、しかも強者自身は案外気づいていないことが多いのではなかろうか。医療者も一度病人という弱者になってみるのが一ばん手っ取り早く、このことに気づく道かもしれないが、みんなにこの道をとられても困る。だから唯一の可能な道は「自分もまた病みうる者だ」「自分もまた死にうる者だ」ということを、絶えず念頭においておくことだろう。
もうひとつ医療者が知らず知らず持ちやすい思いあがりの心は、「患者の心は何もかもよくわかっている」と思い込んでしまうことだろう。

一人の人間どうしとして、患者と向き合う姿勢を貫いた精神科医・神谷美恵子。人間としての医療・看護・介護のあり方をみつめるエッセイ、論文、対談を新編集で贈る。

内容説明

「たった一人の患者の心でも、ほんとうに知るのはなんとむつかしいことか。」エッセイ、論文、対談を収録。

目次

第1部(ひととしごと;島の診療記録から;自殺と人間の生きがい―臨床の場における自殺;生きがいについて―生きているねうち(看護学生への講演)
心に残る人びと
患者さんと死と
コラム「天窓」
自己の死と孤独
なぐさめの言葉
老人と、人生を生きる意味
沈黙の意味
医師が患者になるとき
対談・病める人と病まぬ人(押谷美恵子・外口玉子))
第2部(限界状況における人間の存在―癩療養所における一妄想症例の人間学的分析;人間学;「ピネル神話」に関する一資料;西洋臨床医学の生命観―M.フーコーの所説によせて)

著者等紹介

神谷美恵子[カミヤミエコ]
1914‐1979。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、翌年からコロンビア大学医学進学コースで学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)編入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業、東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園精神科勤務(1965‐67年精神科医長)。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品