出版社内容情報
世界の第一線で活躍する研究者が、現代の社会の問題、関心を受けてさまざまな〈事象〉を通して宗教を考える。既成事実、客観的な知として宗教を固定化することなく、新鮮なアプローチで対象に迫った、互いに補完しあい体系性を備えた67項目。
内容説明
社会学、歴史学、人類学、政治学、精神分析、哲学など、分野横断的に、さらには文化横断的に。あらゆる宗派の影響から自由を確保しつつ、宗教をめぐる問題を考える、刺激に満ちた“読む事典”。
目次
アンテグリスム“保守十全主義”
イスラーム主義
イデオロギー
インカルチュレーション“文化内開花、文化内受肉”
オリエンタリズム
回心・改宗
記憶と伝達
共同体主義
儀礼(儀式、儀式性)
供犠、犠牲〔ほか〕
著者等紹介
アズリア,レジーヌ[アズリア,レジーヌ] [Azria,R´egine]
1948‐2016。フランス国立科学研究センター研究員、社会科学高等研究院に開設された「宗教事象学際研究センター(CEIFR)」でゼミとワークショップを運営し、パリ・カトリック学院社会経済学部とローザンヌ大学で教鞭を執った
エルヴュー=レジェ,ダニエル[エルヴューレジェ,ダニエル] [Hervieu‐L´eger,Dani`ele]
1947年生まれ。パリ政治学院卒業。社会科学高等研究院にて博士号を取得した後、1974年から1993年までフランス国立科学研究センター(CNRS)研究員。2004年から09年まで社会科学高等研究院院長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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