これからの微生物学―マイクロバイオータからCRISPRへ

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これからの微生物学―マイクロバイオータからCRISPRへ

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622087670
  • NDC分類 465
  • Cコード C1045

出版社内容情報

「21世紀は生物学の世紀になるだろうと言われた。それは間違いなく微生物学の世紀である」。本書は微生物学の新しい概念から、植物や昆虫の病原菌、プロバイオティクスや合成生物学、感染症のバイオコントロールなど「ツール」としての微生物まで、最前線の知識を網羅的に概説。この分野を牽引してきた研究者が一般向けに書いた初の著書。

内容説明

多剤耐性菌問題を解決する代替法の発見、「第二の脳」と言われる腸の微生物叢の医療への応用、病気を媒介する昆虫の微生物叢への人為的な介入―。これまでの進歩から期待できるさらなるブレークスルーとは何か。微生物学の基礎から驚きの最新研究成果までを凝縮解説し、微生物学の進歩がつくりうる人類の未来に思いをはせる一冊。

目次

第1部 微生物学の新しい概念(細菌―多くの味方、わずかな敵;細菌―よく組織化された単細胞生物 ほか)
第2部 細菌の社会生活―社会微生物学(バイオフィルム―細菌が集まるとき;細菌相互のコミュニケーション―化学言語とクオラムセンシング ほか)
第3部 感染の生物学(病原菌、大災厄、そして新しい病気;病原菌の多様な戦略 ほか)
第4部 細菌はツールである(研究ツールの源泉としての細菌;健康と社会のための古くて新しいツール ほか)

著者等紹介

コサール,パスカル[コサール,パスカル] [Cossart,Pascale]
1948年生まれ。1971年米ジョージタウン大学で修士号。1977年パリ第7大学で博士号を取得。以後一貫してパスツール研究所で研究を展開。1997~2005年パスツール研究所教授、2006年から特別教授(Professeur de Classe Exceptionnelle)。現在同研究所細菌・細胞相互作用研究ユニット長。2016年フランス科学アカデミー終身書記に就任。「細胞微生物学」の提唱者のひとりで、リステリア(グラム陽性桿菌でときに致死的な敗血症や髄膜炎の原因となる)が宿主に対して用いるさまざまな分子戦略を明らかにした世界的に著名な細菌学者。1998年ロレアル・ユネスコ女性科学賞、2007年ロベルト・コッホ賞、2013年バルザン賞ほか受賞多数

矢倉英隆[ヤクラヒデタカ]
1972年北海道大学医学部卒業。1978年同大学院博士課程修了(病理学)。1976年からハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所、スローン・ケタリング記念癌研究所。旭川医科大学を経て、2007年東京都神経科学総合研究所(現東京都医学総合研究所)免疫統御研究部門長として研究生活を終える。2009年パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌ大学院修士課程修了(哲学)。2016年ソルボンヌ大学パリ・シテ大学院博士課程修了(科学認識論、科学・技術史)。2016~2018年フランソワ・ラブレー大学招聘研究員。2013年からサイファイ研究所ISHE代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

3
献本御礼。名は体を表す本で、まさにヌーベルな微生物学テキスト。著者の博覧強記ぶりは驚異的で、実に広範囲な領域を扱っているいかにもフレンチな知の巨人っぷりだ。そのくせ、臨床面については「かする」ほどしか言及していないのも見事。 2019/04/21

y

1
自分的には久々の微生物関係の本でした。 ほぼ他の本で知っている内容でしたが、構成と記載内容がわかりやすく、自分の知識がすっきりと整理されました。原著はもちろんでしょうが、翻訳も優れていて、スラスラと読めました。 装丁も素敵だと思いました。2019/07/03

S

1
微生物学の現代的な様相。感染症を抑えつつ(とはいえ多くの微生物は病原性を持たない)、マイクロバイオーム、CRSIPRに代表される微生物由来の技術に触れる。基本的な部分は他の本で知っていることが多かった。最新の知見を含む専門的な部分は、自分には細かすぎだった。2019/06/09

kanzu

0
所々、分かりにくい文章があるのは、翻訳だからか? ただ、内容は分かりやすい。さらっとしていた。 自分の体も、微生物の塊なのか…一人のものではないんだな…2022/03/16

まこんじ

0
細菌についてとても網羅されていて面白かった2021/02/27

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