ピアノ・ノート―演奏家と聴き手のために (新装版)

個数:

ピアノ・ノート―演奏家と聴き手のために (新装版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月25日 07時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622087526
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

出版社内容情報

万能でパワフル、しかしもっとも誤解されているピアノという楽器。
ピアノの音はどこで作られるのか。指は細長いのが理想? 和音はなぜ人を感動させるのか。ベートーヴェンはピアノを使わずに作曲し、モーツァルトはピアノに頼りそれを恥じていた。優れた調律師は優れたピアニストより少ない。コンサート会場の聴衆の咳は何を意味するか。レコーディングで「切り貼り」を目立たなくするコツ。――軽妙なタッチの逸話でローゼンが語るのは、ピアノが19世紀のクラシック音楽を牽引し、そして衰退していった物語だ。

世界的なコンサート・ピアニスト=西洋音楽史と文学に詳しい理論家が、80歳を目前にしてその経験と知恵を結集した、味わい深く痛快なエッセイ。ここにはピアノ演奏の苦しみと歓びが、演奏家、定年でピアノを始めた人、CDでもっぱら聴く人、みんなのために書かれている。
「音楽について物を書く人間で、ローゼンのような才能をもつ者は他にいない」(エドワード・サイード)

プレリュード
第一章 身体と心
第二章 ピアノの音を聴く
第三章 ピアノという楽器と、その欠陥
第四章 音楽学校とコンクール
第五章 コンサート
第六章 レコーディング
第七章 演奏スタイルと音楽様式
ポストリュード

ローゼン・ノート――ピアニストとしてのローゼン(海藤隆吉)
訳者あとがき
ローゼン・ディスコグラフィ
索引

チャールズ・ローゼン[チャールズローゼン]
著・文・その他

朝倉和子[アサクラカズコ]
翻訳

内容説明

万能でパワフル、しかしもっとも誤解されているピアノという楽器。軽妙なタッチの逸話でローゼンが語るのは、ピアノが19世紀のクラシック音楽を牽引し、そして衰退していった物語だ。世界的なコンサート・ピアニスト=西洋音楽史と文学に詳しい理論家が、80歳を目前にしてその経験と知恵を結集した。味わい深く痛快なエッセイ。ここにはピアノ演奏の苦しみと歓びが、演奏家、定年でピアノを始めた人、CDでもっぱら聴く人、みんなのために書かれている。

目次

プレリュード
第1章 身体と心
第2章 ピアノの音を聴く
第3章 ピアノという楽器と、その欠陥
第4章 音楽学校とコンクール
第5章 コンサート
第6章 レコーディング
第7章 演奏スタイルと音楽様式
ポストリュード

著者等紹介

ローゼン,チャールズ[ローゼン,チャールズ] [Rosen,Charles]
1927年ニューヨークに生まれる。4歳でピアノを始め、11歳でジュリアードを中退、モーリツ・ローゼンタールに師事する。1951年プリンストン大学で博士号取得(フランス文学)。コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。ニューヨーク州立大学、オックスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学などで教鞭をとる(フランス文学ほか)、『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』に定期的に執筆していた。2012年歿

朝倉和子[アサクラカズコ]
翻訳家(SWET会員)、ピアニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fumi Kawahara

3
幼稚園の頃、ピアノは憧れでしたね~。お教室をのぞき見とかしてました('ω')が、小学校ではピアニカが記憶に全く残らず、リコーダーぴろぴろ星人になってた記憶しかないので、鍵盤楽器は合わなかったのかも・・・?浜松の楽器博物館で見たピアノの進化過程展示を思い出しながらおっちらおっちら読む。音楽家の音へのこだわり、すごいっすね・・・聴く側はそこまで分かんのかなぁ・・・(聞き分けられる自信ないな・・・大人の音楽教室行ってるけど、ここに取り上げられた楽曲を、いつか聴くようになるんだろうか・・・2021/06/24

Kan

3
美しい一冊。ピアノを弾く人にとっては必読書とさえ思う。滑稽なスノビズムを一切排除した現代的で知的な文体はまるでモーツァルトのような簡素な美しさ。ピアノを弾く身体的快楽。バルトの「テクストの快楽」を想起。愛読書がまた一冊増えた。2018/12/14

takao

2
ふむ2023/02/14

subderkai

1
図書館で見つけて適当に読み始めたが名著だった.2022/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13192442
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品