出版社内容情報
「これが私のベストだ」――カエサルを取り巻く人物たちの手紙のやりとりが暗殺までの8ヶ月の心理劇を描き出す、ワイルダーの渾身作
内容説明
世界の頂上に立ったカエサル。男と女、友情と嫉妬、そして、孤独―。手紙のやりとりが暗殺までの8ヶ月を描き出す、ソーントン・ワイルダーの渾身作。
著者等紹介
ワイルダー,ソーントン[ワイルダー,ソーントン] [Wilder,Thornton N.]
1897‐1975。新聞編集者の父とイタリア語翻訳家の母のもと、ウィスコンシン州マディソンに生まれる。イェール大学で学士号を取得(1920)の後、ローマのアメリカン・アカデミーでイタリア語と考古学を学ぶ(1920‐21)。プリンストン大学ではフランス文学の修士号を取得(1926)。フランス語の教師を務めた後、本格的に劇作、小説、翻訳などを手がけるようになる。小説『サン・ルイス・レイの橋』(1928)戯曲『わが町』(1938)『危機一髪(ミスター人類)』(1943)で三度ピューリッツァー賞を受賞。その他、その業績に対してドイツ出版協会平和賞(1957)、大統領自由勲章(1963)を、小説『八日目(The Eighth Day)』で米国芸術アカデミーのフィクション部門金賞(1968)を授かるなど、多数の賞を受賞している
志内一興[シウチカズオキ]
1970年東京に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学(単位取得)。博士(文学)。専門は古代地中海世界史。中央大学兼任講師他。著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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