出版社内容情報
半世紀にわたり読みつがれてきた社会学の名著を改訂訳で。下巻は第二部「政治」第三部「自律性」。ギトリンの解説及び訳者解説を付す
半世紀にわたり読みつがれてきた社会学の名著を改訂訳で。下巻は第二部「政治」第三部「自律性」。ギトリンの解説及び訳者解説を付す
内容説明
「人間は何によって自律性を獲得することができるのか」。個人が「群衆のなかの孤独」から脱する道筋を真摯に模索する。ギトリン「解説」、加藤秀俊「『孤独な群衆』をめぐる半世紀」を付す。
目次
第2部 政治(伝統指向、内部指向、他人指向―それぞれの政治スタイル;政治的説得―怒りと「やさしさ」;権力のイメージ;アメリカ人とクワキトル族)
第3部 自律性(適応か自律か?;まやかしの人格化―職場生活での自律性への障碍;強制される私生活化―余暇時間での自律性への障碍;才能の問題―余暇時間での自律性への障碍(つづき)
自律性とユートピア)
著者等紹介
リースマン,デイヴィッド[リースマン,デイヴィッド][Riesman,David]
1909年フィラデルフィアに生まれる。最初ハーバード大学で生化学を専攻、つづいて法学部に学び、弁護士としてアメリカ最高裁判所判事ルイス・ブランダイスの秘書をつとめる。そのかたわら、法律学の教師や実務を経て戦後、学界に入る。1949年シカゴ大学教授、1958年以後、ハーバード大学社会科学教授、同名誉教授。2002年没
加藤秀俊[カトウヒデトシ]
1930年(昭和5年)東京に生まれる。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。京都大学人文科学研究所助手、京都大学教育学部助教授、ハワイ大学東西文化センター研究員、学習院大学教授、中部高等学術研究所所長、国立放送教育開発センター所長、国際交流基金日本語国際センター所長、日本育英会会長などを歴任。中部大学学術顧問。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヨンデル
ぽん教授(非実在系)
station to station
Tom5k
marukuso