始まりの本<br> 科学史の哲学

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始まりの本
科学史の哲学

  • 下村 寅太郎【著】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • みすず書房(2012/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622083559
  • NDC分類 402
  • Cコード C1310

出版社内容情報

精神史としての科学史を打ち立てた科学哲学の古典。数学と自然学と形而上学の三位一体性から〈ヨーロッパ精神〉形成の系譜を辿る。

内容説明

“数学・自然学・形而上学”がヨーロッパ精神を創った。科学史/科学哲学の古典的名著。

目次

1 ヨーロッパ的学問の性格(序章)(ヨーロッパ精神の可能性;ヨーロッパ的学問の伝統―プラトニズム)
2 精神史における数学の位置(文化体系における学問の位置;精神史としての数学史について)
3 数学の形而上学的系譜(ポリスにおける数学の成立―普遍学の理念;近世における幾何学の生成―空間の数学と形而上学)
4 科学論の方法について(科学性の類型―論証性・実証性・歴史性;現代科学の基礎概念―物質・時間・空間・因果;科学論の方法)
5 現代における人間の概念―自然における人間の地位

著者等紹介

下村寅太郎[シモムラトラタロウ]
1902‐1995。京都市生まれ。1926年、京都帝国大学哲学科卒。西田幾多郎に師事し、後に『全集』編集委員、1941年、東京文理科大学助教授。1945年、東京文理科大学(1949年より東京教育大学)教授。1966年、東京教育大学を定年退官、同大学名誉教授、学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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那由田 忠

15
ギリシア数学が、論証という思考方法を生みだした点できわめて創造的なものだった、ということを示した本である。太平洋戦争直前に書かれたので、日本のあり方に関連した文章もあるのだが、そこの書き方と他の数学に関連した書き方があまりにも違いすぎる。そこで、私はこの本の大半が何か外国の本のネタを使って書いたものと推測した。最新の専門の数学論を少し読んでみたが、この本に敬意を表するものの、内容的には全く否定されていると思われた。でも、面白く刺激的な内容ではある。2021/03/08

壱萬弐仟縁

6
「学問の基礎概念は堆積集成された認識の原理や方法が徹底的に吟味され、その学問を構成している骨組や足場が完全に洞察され得た後に初めて形成される」(176ページ)。この骨組みについては、学会報告を14年前にやったときに、討論者から言われた覚えがある。あの時は、SPSSで集計したようなものをCVM(仮想市場評価法)が花形だった時で、評者も手法はそうしたが、なんとなくPCにデータを入力して出力したものを解析するというのがちょっと信用できなくて、それ以来、こうした量的データ分析からは離れ、質的な定性データに偏った。2013/02/15

nrk_baby

3
難しいというかそもそもの知識が足りんというか2014/09/15

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