出版社内容情報
科学や芸術の進歩は永遠に続くのか。分子生物学の興亡、現代音楽を分析しながら、その終焉を宣言する。刺激的な文明論。木田元解説。
目次
1 分子遺伝学の興隆と衰退(古典的時代;ロマンチック時代;ドグマの時代;アカデミック時代)
2 ファウスト的人間の興隆と衰退(進歩の終り;芸術と科学の終り;ポリネシアへの道)
著者等紹介
ステント,ガンサー・S.[ステント,ガンサーS.][Stent,Gunther Siegmund]
1924‐2008。1924年ベルリンに生れる。アメリカに亡命。1948年イリノイ大学でPh.D.を取得。1948年より、カリフォルニア工科大学にて、デルブリュックのグループに加わり、バクテリオファージの研究を行う。デンマーク、フランス留学を経て、カリフォルニア大学ウイルス研究所に就職。その後、カリフォルニア大学教授となる
渡辺格[ワタナベイタル]
1916年松江市に生れる。1940年東京大学理学部化学科卒業。理学博士。医学博士。慶應義塾大学名誉教授、2007年歿
生松敬三[イキマツケイゾウ]
1928年東京に生れる。1950年東京大学文学部哲学科卒業。元中央大学教授。1984年歿
柳澤桂子[ヤナギサワケイコ]
1938年東京に生れる。1960年お茶の水女子大学理学部植物学科卒業。Ph.D.理学博士。お茶の水女子大学名誉博士。元三菱化成生命科学研究所主任研究員。著書『卵が私になるまで』(新潮社1993、講談社出版文化賞科学出版賞)『二重らせんの私』(早川書房1995、日本エッセイスト・クラブ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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