神谷美恵子コレクション<br> こころの旅―神谷美恵子コレクション

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神谷美恵子コレクション
こころの旅―神谷美恵子コレクション

  • 神谷 美恵子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • みすず書房(2005/01発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784622081838
  • NDC分類 143
  • Cコード C0311

出版社内容情報

「人の生にこんなにも重味が感ぜられるのはその生命にこころなるものがあまりにも発達してそなわってしまったからなのであろう。人生とは生きる本人にとって何よりもまずこころの旅なのである」

解説・米沢富美子

神谷美恵子(かみや・みえこ)
1914年岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957年-72年長島愛生園勤務。1960年-64年神戸女学院大学教授。1963年-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。

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関連書:
『神谷美恵子コレクション』
生きがいについて/人間をみつめて/こころの旅/遍歴/本、そして人
『神谷美恵子の世界』

内容説明

生命の芽生えから人生の終章まで、ひとのこころの歩みを、その一歩一歩をたしかめるように、丁寧にたどっていく。人生への愛情と洞察にみちた静かな言葉の数々。悩み、迷う人々のかけがえのない人生の書となるだろう。新資料として、著者が第一子の乳幼児期に丹念に記した「育児日記」を収録。

目次

第1章 人生への出発
第2章 人間らしさの獲得
第3章 三つ子の魂
第4章 ホモ・ディスケンス
第5章 人間性の開花
第6章 人生本番への関所
第7章 はたらきざかり
第8章 人生の秋
第9章 病について
第10章 旅の終り

著者等紹介

神谷美恵子[カミヤミエコ]
1914‐1979。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園勤務。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

38
発達心理学者E.E.エリクソンのライフサイクル論に倣って、人の一生を、大まかに誕生、幼年期、青年期、結婚、育児、老い、死などの発達段階に分けて、夫々の段階で体験する精神的成長・葛藤・挫折等々が、平易な文体で丁寧に分り易く詳述されている。冷静かつ客観的な記述の背後に著者の暖かさが感じられる。見方を変えれば、本書には、人の成長段階に応じて、どう感じ・考え・学ぶのかが盛り込まれている。(河合著書ではないが)まさに『こころの処方箋』、気付き・学びに溢れた良書! 付録の「育児日記」も一読の価値あり。2014/04/29

みねたか@

36
人の一生の「心の旅」を精神科医の視点でたどった書。長島愛生園で長くハンセン病患者に寄り添った医師であり,語学に長け哲学書の翻訳や文学研究でも功績をあげている著者。付録の小池昌代の言葉「他者とこれほどまでに繋がろうとし、他者に耳を傾け、努力を重ねてきた人が、同時に深く孤独で、心の中を、表現意欲で修羅のごとく燃え立たせていた。」。本書には,そんな著者の人生観が色濃く投影されている。特に子育てを終え自らの老いと死を意識した壮年期や向老期に関する記載の静かで美しいたたずまいが強く印象に残る。2020/04/02

アナクマ

31
精神科医/文筆家による、人の誕生から成長・生きる道筋に起こる事柄のスケッチまたは傾向と対策。大きく一般化してある点や時代的な制約があること(73年著)を念頭におかねばなりませんが、規範を押し付けたり少数派を排除する著者ではないので素直に読んでみました(そこが既に古い価値観なのかもしれませんが)◉7-9章_人生の後半戦について。「成人は他者から必要とされることを必要とする」(エリクソン)。「こころの隠遁をひそかに成し遂げる」「自分の一生の意味の判断は人間よりも大きなものの手に委ねよう」。→2022/09/10

くまさん

26
 印象的な一節がある。「人生の旅路半ばに悩み多いところにさしかかっても、その悩みをバネに、意志と決断と選択により、あえて冒険をおかしてより建設的な、より創造的な生き方にきりかえられるならば、これは決してマイナスとはいえないだろう。〔……〕こういう決心をするとき、人のこころには「もうよけいなことをしている暇はない。なるべく自分にとって本質的なことをやろう」という思いが満ち溢れていることであろう」。人生の転換点にあるとき、神谷美恵子さんの文章が心に沁みわたってくる。この本とともにまた歩き出すことができる。2021/05/19

Uncle.Tom

20
人の一生を誕生から終局までめぐる旅。人の一生は一般化されるべきものではなく、人それぞれに各人の生きる道がありますよね。そうのような思いを考えると、本書のテーマは味気なく感じられてしまうでしょう。しかし逆に、本書は何らかの人生を歩むことを押し付けられることがない、そんな印象を与えてくれます。やはり神谷美恵子の語る表現には人柄から溢れ出てくるような血肉の通ったものを感じますね。人生に正面から向き合い、それを自らの足で歩いていく。そのような思いを胸に秘めた人には本書はその足がかりになるのではないかと思います。2019/10/31

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