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内容説明
バルトの全容を年代順・新訳で集成。記号学や構造主義を広める活動へと、踏みこんでゆくバルト。「言語学と文学」「男性、女性、中性」「意味の問題性」など、新批評の論客、良き教師としての姿を示す、テクスト・対話、全43篇。
目次
セリーヌに関する質問への回答―みんなのものである作家
大衆文化と高級文化―「知識人と大衆文化」をめぐるシンポジウムでの発言
演劇についての証言―ずっとわたしは演劇が大好きだった…
構造主義に関するアンケートへの回答―『イル・サジアットーレ』誌に寄せて
弁証法的なエクリチュール―友人エドガール・モランの著作について
「もしそれがお前でなければ」―ピカール教授とのラシーヌ論争
序文:エマニュエル・プレール―作品展のカタログのために
芸術家と政治に関する質問への回答―大統領選挙に際してのアンケート
ジェイムズ・ボンドに関する質問への回答―完璧ではないヒーロー
修辞学研究―高等研究院における講義の報告〔ほか〕
著者等紹介
バルト,ロラン[バルト,ロラン][Barthes,Roland]
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった
野村正人[ノムラマサト]
1952年生まれ、1978年東京大学教養学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科を経て、1993年パリ第4大学で文学博士号を取得。専門は、19世紀フランス文学と挿し絵などの視覚文化。学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。