内容説明
事物としての世界、ブレヒト的革命、文学とメタ言語、カフカの返答、目の隠喩、など33編。過去と未来の遠近法でかたちをあたえられた、バルト最初の批評集『エッセ・クリティック』完全新訳。
目次
事物としての世界
対物的文学
ボードレールの演劇
盲目の「肝っ玉おっ母」
ブレヒト的革命
舞台衣装の病
字義通りの文学
古代をどのように上演するか
いかなる演劇のアヴァンギャルドか?
ブレヒト的批判の責務〔ほか〕
著者等紹介
バルト,ロラン[バルト,ロラン][Barthes,Roland]
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた
吉村和明[ヨシムラカズアキ]
1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。19世紀フランス文学・表象文化専攻。上智大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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