出版社内容情報
環境・社会と経済成長を両立させるには
「サーキュラーエコノミー」しか道はない
サステナビリティと聞くと、多くの人は、何かを我慢しなければならない、「○○してはいけない」といった禁欲的なイメージを抱きがちだ。だが、それはサステナビリティの真の姿ではない。欧州でサステナビリティを積極的に進めている企業の幹部たちと話していて強く感じるのは、彼らの「人間中心主義」の視点だ。(中略)つまり、主役である人間が我慢を強いられるのではなく、「地球の限界の範囲内」という条件付きで、人間が欲望を追求することをよしとしているのだ。そのためには、ビジネスのやり方を大きく変える必要がある。その解決方法として、限られた資源の採取や排出を最小限に抑える「サーキュラーエコノミー」が鍵となってくる。いや、環境・社会と経済成長を両立させるには「サーキュラーエコノミー」しか道はない、と言いたい。(本書『はじめに』より)
内容説明
今こそ地球の限界を超えない成長の道を探れ!採取と拡散フレームワークで今やるべきことがわかる。
目次
第1章 倫理資本主義の時代がやって来た
第2章 必然としてのサーキュラー経営モデル
第3章 必ず押さえておきたいSXの未来トレンド
第4章 サーキュラー化への五つのステップ
第5章 業界別に見るサーキュラーフレームワーク
第6章 先進企業経営者に聞くサーキュラー経営への道
著者等紹介
磯貝友紀[イソガイユキ]
PwC Japanグループサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスリード・パートナー。PwCサステナビリティ合同会社。2003年より、民間企業や政府機関、国際機関にて、東欧、アジア、アフリカにおける民間部門開発、日本企業の投資促進を手がける。日本企業のサステナビリティビジョン・戦略策定、サステナビリティ・ビジネス・トランスフォーメーションの推進、サステナビリティリスク管理の仕組み構築、途上国における社会課題解決型ビジネス支援やサステナブル投融資支援を実施。金融機関の気候変動リスク・機会の評価や気候変動関連の情報開示支援業務を多数経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- マチネの終わりに 〈上〉