出版社内容情報
社会主義思想史とデザイン史上の巨人モリスの研究をライフワークとした英文学者が、ゆかりの土地や建物を訪れて綴った晩年のエッセイ
内容説明
惜しまれる早世から30年。装飾デザイン、社会主義思想史上の巨人ゆかりの土地を訪れてつづられたモリス研究の第一人者晩年の豊潤な紀行・エッセイ。全17篇。
目次
自然への冠―ウィリアム・モリスにとっての「装飾芸術」
ウィリアム・モリスと世紀末―社会主義者オスカァ・ワイルド
「レッド・ハウス」異聞―フィリップ・ウェッブとモリス
ミドルトン・チェイニイのモリス・ウィンドウ
ウィリアム・モリスの理想都市
『世界のかなたの森』
ウィリアム・モリスと古代北欧文学
D.G.ロセッティとジェイン・モリスの往復書簡
ウィーンのチャールズ・レニィ・マッキントッシュ
グラスゴウ美術学校〔ほか〕
著者等紹介
小野二郎[オノジロウ]
1929年、東京高円寺に生まれる。英文学者。1955年、東京大学教養学部教養学科イギリス分科卒業。1958年、東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了後、弘文堂入社。1960年、中村勝哉とともに晶文社設立。1962年より新日本文学会会員。明治大学政治経済学部講師などを経て1971年より明治大学文学部教授。1982年没
川端康雄[カワバタヤスオ]
1955年、横浜に生まれる。明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本女子大学文学部教授。イギリス文学、イギリス文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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