文楽の日本―人形の身体と叫び

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文楽の日本―人形の身体と叫び

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  • サイズ B6判/ページ数 254,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622079651
  • NDC分類 777.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

滞日十年を越えたフランス人による体験的「文楽」批評。視覚と聴覚のバランスを目指す文化の美意識を探る、創見にみちたエッセイ。

滞日十年、自身も義太夫をまなぶフランス人批評家の、体験的「文楽」エッセイ。「見せる」西洋に対して「聞きどころ」の日本における「声」についての考察から、視覚と聴覚のバランスを目指す文化の美意識を探る。バタイユ、ギュヨタなど著者が専攻する作家を援用しつつ、日本的主体を論じてはバルトやパンゲに連なっていく批評には大きな魅力があり、これまでの文楽の見方を一新させる。多くの創見とエスプリにみちた身体芸術論にして芸術人類学。

碑文に代えて、まずは簡潔に                          
島の住人たち
血みどろのものたち
穴のあるものたち
介在するものたち
訳者あとがき
参照文献

内容説明

滞日十年、自身も義太夫をまなぶフランスの批評家による、体験的文楽論。バタイユ、ギュヨタなどを援用しつつ、ロラン・バルト『記号の国』に連なっていく批評には新鮮な魅力があり、これまでの文楽の見方を一変させる。多くの創見とエスプリにみちた身体芸術論。

目次

碑文に代えて、まずは簡潔に
島の住人たち
血みどろのものたち
穴のあるものたち
介在するものたち

著者等紹介

ビゼ,フランソワ[ビゼ,フランソワ] [Bizet,Fran〓ois]
1963年生まれ。パリ第三大学にて博士号取得(フランス文学)。現在、東京大学総合文化研究科・教養学部准教授(フランス文学)

秋山伸子[アキヤマノブコ]
1966年生まれ。1994年、パリ第四大学にて博士号取得(フランス文学)。現在、青山学院大学文学部フランス文学科教授。訳書『モリエール全集』(共同編集・翻訳、全10巻、臨川書店、2000‐2003年)の翻訳により、第10回日仏翻訳文学賞受賞(2003年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えりまき

16
2023(165)フランス生まれのフランソワ・ビゼさんの文楽解説。とても勉強になりました!国立劇場裏手の楽屋口で桐竹勘十郎さんとすれ違ったというエピソード。羨ましい。谷崎潤一郎さんの「陰翳礼賛」からの引用部分は、大好きなところなので嬉しい。「人形と人形遣いが舞台に登場するとき、人形の動かぬ表情と、人形遣いの渋い表情のうち、どちらに私たち観客の目は引き付けられるのだろう。片方にあって、片方にないものを私たちは求めているのだろうか。」 2023/06/10

うさを

1
軽い読み物だと何故か思っていて、かなり気楽に読み始めたが、バルトとかドゥルーズとかの引用もある割としっかりした批評だったので、途中、やや理解がおぼつかないが、面白かったことは間違いない。観劇経験だけでなく、観劇仲間や関係者との会話、自身の稽古、実演の経験も踏まえた、多面的な文楽論になっている。フランスの文学や演劇論からの引用が多いのも特徴。文楽を、いろいろなものが並置され、中心を持たない演劇として描き出していたと思う(自信無いけど…)。2016/06/18

はちがみっつ

0
言いたい事は分からなくはないけど、文脈が飛び飛びというか細切れで、半分くらいしか伝わってこなかった。 文楽の中でも大夫の語りが好きなので、その研究もしつつ、弟子入りもしたよ、と。 2018/03/25

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