グローバリゼーションと惑星的想像力―恐怖と癒しの修辞学

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グローバリゼーションと惑星的想像力―恐怖と癒しの修辞学

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  • サイズ B6判/ページ数 316,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078791
  • NDC分類 319
  • Cコード C1010

出版社内容情報

グローバリズムの時代における人文研究の意味と役割とは。18-19世紀アメリカのペインやモンローからアレント、デリダ、ド・マン

グローバリズムの時代に生きるわれわれにとって人文研究の意味と役割は何か。トラウマ研究を中心に現代思想とアメリカ研究を横断してきた著者による眼から鱗の論集。スピヴァクの「惑星的思考」概念を基調に、「グローバル」「暴力」「恐怖」などにアクセントを置き、18-19世紀アメリカのペインやモンロー・ドクトリンの読解から、アーレント、デリダ、ド・マンまで、人文研究の可能性を追求する。

内容説明

“グローバリゼーション”と“テロ”。今日の世界を席巻する課題にどう向き合い、理解し、応答していくか。アメリカ研究と現代思想を横断しつつ人文学の今後を問う。

目次

1 グローバリゼーションと惑星的想像力(globeの濫喩―球体上のアメリカ;西半球という「こちら側」―モンロー・ドクトリンのスピーチ・アクト)
2 恐怖と知性の淫靡な関係(テロルと反知性主義―恐怖の中で/恐怖を超えて思索すること;恐怖と快楽のはざまで―マイケル・ジャクソンと大衆の欲望;「核」の空間/言語の空間―「コンテインメント」と「抑止」のレトリック)
3 二十一世紀のトラウマ(盲目と閃光―視覚の病としてのトラウマの原点には爆発がある;二十一世紀グローバル・コミュニティの不安―PTSDの系譜学に人文学が寄与できること)
4 言語による/言語との闘い(傷と声―ポール・ド・マンにとって言語とは何だったのか?;グローバリゼーションと反響し合う声―ミズムラ、スピヴァク、ド・マンの絆)
5 許しと声(アメリカ国家のメランコリー―記号のパイオニア、ジュディス・バトラー;暴力と赦し―アレント、デリダ、そして二十一世紀の修辞学)

著者等紹介

下河辺美知子[シモコウベミチコ]
成蹊大学文学部教授。専攻は文学批評理論およびアメリカ文学・アメリカ文化・精神分析批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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