植物が出現し、気候を変えた

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植物が出現し、気候を変えた

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622078722
  • NDC分類 457.7
  • Cコード C0040

出版社内容情報

陸上植物の進化・繁栄がダイナミックに地球の景観や気候を作り変えた! 「緑の地球」の5億年を推理する知的刺激に満ちた科学読み物

◆「私が今年読んだノンフィクションのベストワン。……ダーウィンの著作を読むときにも似た、深く、静かな読書の愉しみを与えてくれた」(オリバー・サックス、2007年)。◆植物の進化と繁栄は、従来想像されていた以上にダイナミックに地球の景観や気候を作り変えていた──。陸上植物の出現にはじまる“緑の地球”の5億年の歴史絵巻を、最新の研究成果の数々をつぶさに参照しながら大胆に描きだす刺激的な科学読み物。◆著者は進化生物学、植物生理学、古生物学、地球科学の知見を統合する新しい研究アプローチの若き旗手。

内容説明

植物の進化と繁栄は、かつて想像されていた以上にダイナミックに、地球の景観や気候をつくりかえていた!陸上植物の出現にはじまる“緑の地球”の5億年の変遷を、最新の科学的知見をつぶさに参照しながら描きだす。

目次

第1章 葉、遺伝子、そして温室効果ガス
第2章 酸素と巨大生物の「失われた世界」
第3章 オゾン層大規模破壊はあったのか?
第4章 地球温暖化が恐竜時代を招く
第5章 南極に広がる繁栄の森
第6章 失楽園
第7章 自然が起こした緑の革命
第8章 おぼろげに映る鏡を通して

著者等紹介

ビアリング,デイヴィッド[ビアリング,デイヴィッド] [Beerling,David]
シェフィールド大学(英国)、動植物学部門教授。専門は植物学、古気候学、王立協会会員。光合成植物を含む生態系と地球環境の関係を研究テーマとし、2001年にはPhilip Leverhulme Prizeを受賞

西田佐知子[ニシダサチコ]
名古屋大学博物館准教授。専門は植物分類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

32
07年初出。今後大切なのは、世界の森林の活動がどのように変わっていくのかを見極めること(20頁)。発生遺伝学:生物体を作るためにくり返し使われる遺伝的経路を研究する学問(28頁)。ケンブリッジ大学のシニア・ラングラー(SL):家庭教師の多くは、 トライポスで高得点をとった者。数学、時間内に解けるよう予想問題の答を沢山用意する能力に長けていた。ホプキンスは最高の 家庭教師で、1849年までに17人のSLと44人のトップ3を送りだした(84頁~)。パンゲア:ギリシャ語で全世界(131頁)。 2015/04/09

勝浩1958

11
8章の構成ですが、どの章も読んでいて、ワクワクしました。素敵な著作です。推理し実証し結論に至るが、そこでまた新しい謎が生まれてくる。そして、また推理・・・。このプロセスを繰り返すことで、真実が見えてくる。植物が進化していなかったら、地球はまったく違ったものになっていたのです。第1章「葉、遺伝子、そして温室効果ガス」第2章「酸素と巨大生物の「失われた世界」」第3章「オゾン層大規模破壊はあったのか?」第4章「地球温暖化が恐竜時代を招く」第5章「難局に広がる繁栄の森」ここで止めておきます。読みたくなるでしょう。2015/03/05

yooou

10
☆☆☆☆★ 二酸化炭素、酸素濃度の変化を辿り植物と動物が互いに環境を通じて進化してきた地球の自然史が浮かび上がる。低下した二酸化炭素濃度を乗り切るために植物が編み出したのはC4光合成だった。面白い。面白いんだけどちょっと読みにくい本でした。2016/01/31

ケニオミ

10
地球の歴史の中で植物が果たした役割がいかに大きかったかを見事に示した好著です。正直なところ、もしも選択が許されるのであれば、植物の化石よりも動物の化石が欲しいです。その化石を掌に置いて、生前のダイナミックな動きを思い浮かべることはできますが、植物だとただ揺れているつまらない風景しか思い浮かびません。しかし、本書は僕のそんな地味なイメージを見事に払拭してしまいました。また、科学の歴史を織り交ぜながら語る切り口にも好感が持てました。是非本書を読んでください。お薦めします。2015/04/10

クサバナリスト

9
植物の進化の歴史かと思って読み始めたが、それだけでなく、地球の歴史、その解明のための科学の歴史。化石ひとつで地球環境の過去を解明させていく。植物に葉が出来るのに、地球環境の影響がどのように関連してきたか?とても興味をひかれた。2015/04/24

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