出版社内容情報
陸上植物の進化・繁栄がダイナミックに地球の景観や気候を作り変えた! 「緑の地球」の5億年を推理する知的刺激に満ちた科学読み物
◆「私が今年読んだノンフィクションのベストワン。……ダーウィンの著作を読むときにも似た、深く、静かな読書の愉しみを与えてくれた」(オリバー・サックス、2007年)。◆植物の進化と繁栄は、従来想像されていた以上にダイナミックに地球の景観や気候を作り変えていた──。陸上植物の出現にはじまる“緑の地球”の5億年の歴史絵巻を、最新の研究成果の数々をつぶさに参照しながら大胆に描きだす刺激的な科学読み物。◆著者は進化生物学、植物生理学、古生物学、地球科学の知見を統合する新しい研究アプローチの若き旗手。
内容説明
植物の進化と繁栄は、かつて想像されていた以上にダイナミックに、地球の景観や気候をつくりかえていた!陸上植物の出現にはじまる“緑の地球”の5億年の変遷を、最新の科学的知見をつぶさに参照しながら描きだす。
目次
第1章 葉、遺伝子、そして温室効果ガス
第2章 酸素と巨大生物の「失われた世界」
第3章 オゾン層大規模破壊はあったのか?
第4章 地球温暖化が恐竜時代を招く
第5章 南極に広がる繁栄の森
第6章 失楽園
第7章 自然が起こした緑の革命
第8章 おぼろげに映る鏡を通して
著者等紹介
ビアリング,デイヴィッド[ビアリング,デイヴィッド] [Beerling,David]
シェフィールド大学(英国)、動植物学部門教授。専門は植物学、古気候学、王立協会会員。光合成植物を含む生態系と地球環境の関係を研究テーマとし、2001年にはPhilip Leverhulme Prizeを受賞
西田佐知子[ニシダサチコ]
名古屋大学博物館准教授。専門は植物分類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
勝浩1958
yooou
ケニオミ
クサバナリスト