出版社内容情報
発達障害、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムという「連続体」はどう社会化されたのか。ともに生きる方法を探る。
病や障害と認定されるとはどういうことか。認定されなければ社会で生きづらく、認定されれば援助の対象になる。患者にとってそれはよいことなのか。名づけられなければ社会に居場所はないのか。その最前線が、発達障害・アスペルガー症候群・自閉症スペクトラムという「連続体」だ。病と障害のあいだを揺れ動く、このあいまいな「連続体」は、どう社会化されたのか。患者による本や社会の受け止め方を検討し、ともに生きる方法を探る。
序章/<第?T部 起こったこと・問われること>/第1章 始まり広がっていったこと/第2章 本人がわかり、語る/第3章 誤解は解ける、が/第4章 身を処すこと/第5章 AC/第6章 免責される/されないこと/<第?U部 回答の試み>/第7章 社会がいる場所/第8章 処世と免責とわかることについて/補章 争いと償いについて/あとがき/註/文献表
内容説明
自閉症・発達障害・アスペルガー症候群・ADHD…それは病か、生の様式か。社会の中で宙づりにされた「連続体」を巡る言説を解きほぐし、ともに生きる方法を探る。
目次
第1部 起こったこと・問われること(始まり広がっていったこと;本人がわかり、語る;誤解は解ける、が;身を処すこと;AC;免責去れる/されないこと)
第2部 回答の試み(社会がいる場所;処世と免責とわかることについて;争いと償いについて)
著者等紹介
立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年佐渡島生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、立命館大学院先端総合学術研究科教授。専攻は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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