出版社内容情報
最先端をいくトランぺッターとデザイナーが聴覚・視覚の感性領域を行き来し、制作の瞬間を語る。ネット社会、ソウルフルに生きる術。
世界の大自然の中でエレクトリック・トランペットを吹くプロジェクト《地球を吹く》を続けてきた近藤は、数年前から日本の自然の中で吹きはじめ、驚く。四季折々のこの微細な自然こそ日本の底力だ。佐藤は言う。優れたデザインは暮らしに溶けこんで無名であり、意識されない。世の中、何でもわかろうとするが、わからないことが魅力的。自分を空にして待つと、やるべきことが見えてくる。インスピレーションと励ましに満ちた本。
地球を吹く 近藤等則
第一章 おじちゃん、浮いてる
第二章 人以外とのコミュニケーション
第三章 宇宙にレコーディング
第四章 ネットの悪魔
自分をどこまで空っぽにできるか。佐藤卓
内容説明
もっとソウルフルにやりたいじゃないか。世界的トランペッターと日本列島に息づく文化を発信するデザイナーが、制作に根っこ、未知のものが生れる瞬間を語る。
目次
第1章 おじちゃん、浮いてる(最短時間で世界記録をめざすには;日本仏教はファンキー ほか)
第2章 人以外とのコミュニケーション(Catch the wave波をつかまえろ;リズムとノリ ほか)
第3章 宇宙にレコーディング(いろいろ集めてドラムセット;ジャズもロックも死んで久しい ほか)
第4章 ネットの悪魔(盧舎那仏にあいさつ;音と水を大切に考える都市 ほか)
著者等紹介
近藤等則[コンドウトシノリ]
1948年愛媛県生まれ。中学1年でトランペットに出会う。京都大学工学部入学、文学部英米文学科卒業。フリージャズ・ミュージシャンとして活動、78年ニューヨークに渡る。83年世界各地で121回のライブ。84年帰国、バンドIMAを結成、93年解散。アムステルダムに転居し、ネゲブ砂漠・アンデス・ヒマラヤ・マッキンレーなど大自然の中でエレクトリック・トランペットを吹くプロジェクト“地球を吹く”を追究した
佐藤卓[サトウタク]
1955年東京生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後、同大学院修了。学生時代ロックバンド「ミネソタ・ファッツ」でライブ活動。コンガなどのパーカッション担当。株式会社電通を経て、84年佐藤卓デザイン事務所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kuma suke
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林克也