精神療法家の本棚―私はこんな本に交わってきた

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077985
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C1011

出版社内容情報

文字通り本や著者と「対話」し、自身の感性を磨き上げてきた、精神療法家・成田善弘の半生記にして、心の専門家にとって必読の一書。

「これまで私は、草原の中にぽつんと立っている一本の木のような文章を書きたいと思っていた」。どんな本を読み、どんな本を書き、どのように書き手と触れ合うのか。心の専門家ならではの「自身の心の動きをとらえ、他人に伝える感性」がそこにある。文字通り本と「対話」し、その著者たちとの交流を通して自身を鍛え上げてきた、精神療法家・成田善弘の半生記にして、心の専門家必読の一書。

まえがき
第一章 読書とは書き手と自分自身に交わることである
(一) 私は何を読んできたか
(二) 本を読むとどういうよいことがあるか
(三) フロイトを読む
(四) 小説を読む
(五) エッセイを読む
(六) インタヴューを読む
第二章 書き手の心の源泉を評する
(一) こんな書評を書きたい
(二) 私の書いた書評、著者をめぐる追憶
第三章 医学と心理学、そして学派間の対話の場を編集する
(一) 編集は創造である
(二) 編者としての問題意識
(三) 記念論文集を作る
第四章 翻訳することで適切な言葉の使い方を学ぶ
(一) 翻訳するようになったきっかけ
(二) 最初の二冊
(三) なぜ翻訳するのか
(四) 日本語の特徴に気づく
(五) 誤訳について
(六) 共訳者について
第五章 自分の心が感じたことを確かめるために書く
(一) なぜ書いてきたか
(二) 誰にむかって書くか
(三) どう書くか

内容説明

円熟の精神療法家はどのように本に、そして自分の心に向き合ってきたのか。自身の体験や交流した臨床家たちへの追想を交えながら綴る、“私”と“本”の半生記。

目次

第1章 書き手と自分自身に交わる読書(私は何を読んできたか;本を読むとどういうよいことがあるか ほか)
第2章 書評、書き手の心の源泉に参入する(こんな書評を書きたい;私の書いた書評、著者をめぐる追憶)
第3章 医学と心理学、そして学派間の対話の場を編集する(編集は創造である;編者としての問題意識 ほか)
第4章 翻訳して適切な言葉の使い方を学ぶ(翻訳をするようになったきっかけ;最初に訳した二冊 ほか)
第5章 自分の心が感じたことを確かめるために書く(なぜ書いてきたか;誰にむかって書くか ほか)

著者等紹介

成田善弘[ナリタヨシヒロ]
1941年生まれ。精神科医。臨床心理士。名古屋大学医学部卒。名古屋大学医学部精神医学教室助手、社会保険中京病院精神科部長、椙山女学園大学人間関係学部教授、大阪市立大学大学院生活科学研究科教授、桜クリニック嘱託医などを経て、現在、成田心理療法研究室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

9
図書館の新刊棚にあったので。地味だが素朴な暖かみのある本で一気に読んでしまった。著者の人柄が表れているんじゃないかなぁ。業界の人が読んだ方が面白いだろう。『青年期境界例』近いうちに読みたいです。2014/06/18

五月雨みどり

2
読んでみようかな藤沢周平。2014/04/30

れい

1
タイトルどおり、著者による書評や本の紹介、そして執筆者、編者、翻訳者としてのスタンスについて述べた本。平易でわかりやすく、心理学の知識がない人にも読みやすそう。そして、物書きのはしくれとして、著者の文章に対する姿勢には共感できるところが多かった。2014/07/27

azu3

1
面白く、楽しい本。自分にとっての、今年のNo1かも。まだ半年だけど。登場する本は多くはないが、愛情と思い入れを持って紹介されている。良書。お勧め。余談。最後の「どう書くか」からは、ウィニコットの書き方を連想。2014/06/30

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