出版社内容情報
ベルリン詩篇にはじまり表題作まで、近年の試練をのりこえた詩人による三〇篇。奥深いのに自由で軽やかな境地をひらく、新しい代表作
「ただここに在るだけで、自分のすべてを、損なうことなく、みずから/みごとに生きられるということの/なんという、花の木たちの奇跡(ミラクル)」今春の讀賣新聞紙上を飾った表題作は、春彼岸を前にした透明な心境を歌っている。長年連れ添った妻を亡くし、大震災で心の故郷を失い、大きな手術をした詩人は、「心に親しい死者たち」を思う。再訪したベルリン、ウィーンの町で20世紀を悼む詩篇をはじめ、日々の営みを優しく丁寧に感じ取る数々のポエムは、ファンのみならず、中高年には自身のありようを見つめなおす機会を、若い人には安心を与えるだろう。
内容説明
ほんとうの奇跡―ミラクル―とは何?静かにゆっくりと読みたい一冊の詩集。新境地をひらく、詩人の新しい代表作。
目次
幼い子は微笑む
ベルリンはささやいた
ベルリンのベンヤミン広場にて
ベルリンの本のない図書館
ベルリンの死者の丘で
夏の午後、ことばについて
夕暮れのうつくしい季節
花の名を教えてくれた人
空色の街を歩く
未来はどこにあるか〔ほか〕
著者等紹介
長田弘[オサダヒロシ]
詩人。1939年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部卒業。毎日出版文化賞(82)桑原武夫学芸賞(98)講談社出版文化賞(2000)詩歌文学館賞(09)三好達治賞(10)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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