食べられないために―逃げる虫、だます虫、戦う虫

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  • サイズ B6判/ページ数 266,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077664
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0045

出版社内容情報

「食べられないために」奇想天外な護身術を編み出す虫たちと出し抜こうとする捕食者。その驚くべき生態に米昆虫界の第一人者が迫る。

昆虫の偉大な役割、それは「食べられること」だ。昆虫は貴重な栄養源として、生態系を支えている。けれども虫のほうもやすやすと食べられたりはしない。逃げ、隠れ、騙し、生きている。「食べられないために」次々と護身術を繰り出す虫たちと、それを出し抜こうとする捕食者の生存戦略を、米昆虫界の第一人者が解き明かす。地球上でもっとも精巧な生物・昆虫の生存戦略は、進化の小さな奇跡だ。

プロローグ/第一章 生命の網をつぐむ昆虫/第二章 虫を食べるものたち/第三章 逃げる虫、隠れる虫/第四章 姿を見せたまま隠れる/第五章 鳥の糞への擬態と他の擬装/第六章 フラッシュカラーと目玉模様/第七章 数にまぎれて身を守る/第八章 身を守るための武器と警告シグナル/第九章 捕食者の反撃/第十章 相手をだまして身を守る/エピローグ/主な引用文献/索引

内容説明

ヘビのふりをするイモムシ、毒を確実に噴射するナナフシ、群れでひとつの花に見せるハゴロモ…。地球上で最も精巧な生物・昆虫と捕食者の、めくるめく生存戦略。

目次

第1章 生命の網をつむぐ昆虫
第2章 虫を食べるものたち
第3章 逃げる虫、隠れる虫
第4章 姿を見せたまま隠れる
第5章 鳥の糞への擬態、さまざまな擬装
第6章 フラッシュカラーと目玉模様
第7章 数にまぎれて身を守る
第8章 身を守るための武器と警告シグナル
第9章 捕食者の反撃
第10章 相手をだまして身を守る

著者等紹介

ウォルドバウアー,ギルバート[ウォルドバウアー,ギルバート] [Waldbauer,Gilbert]
昆虫学者。1928年、アメリカ・コネティカット州に生まれる。1953年マサチューセッツ大学卒業。1953年から1995年までイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校昆虫学学科で教鞭をとる。イリノイ大学名誉教授。アメリカバードウォッチング協会会員でもあり、鳥の生態にも詳しい

中里京子[ナカザトキョウコ]
翻訳家。早稲田大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tonpie

13
酔って寝る前に、ほんの数ページだけ、数か月の間ちびちびと読んだ。 これは昆虫捕食者とそれに抗おうとする昆虫たちの種ごとの多様な戦略をレポートした本。「個体数としては最も食べられているたんぱく源」昆虫たちとその捕食者のドラマチックな戦略の多様性(騙す、隠れる、逃げる、戦う)を次々に羅列してゆく。具体的には過去から現在までの世界中の昆虫学者や動物学者の魅力的な研究レポートからの「引用」で埋め尽くされている。この作者は米国昆虫学会の重鎮であり、研究のコレクター、編集者でもあるのだろう。↓2021/01/26

手押し戦車

10
皮膚光感覚でどんな暗闇でも光を感じ尾角は鋭いセンサーになり、隠蔽的擬態で灯台下暗しで的の近くに潜伏しここぞという機会に備え身を潜める。敵の攻撃を防御しながらあらゆる物質を貫通し、科学的防衛手段を持つ頭脳搭載型昆虫戦車。捕食者は一度食べて毒を持つ昆虫を敬遠する能力があり昆虫は個体繁栄の為に仲間の犠牲で捕食者に対し体ごとの毒を痛手を与える。敵を知って始めて捉えれる。植物、昆虫、哺乳類は個体の数が傾かない様にシーソーの平衡の様になっている。無敵個体は非自然淘汰になる。自然は天敵によって知恵を出す様にした。2014/05/31

ヨクト

8
昆虫の進化の素晴らしさ、そしてその特異さについて。隠れるや逃げるに限らず、昆虫は捕食されないように進化してきた。高熱ガスや毒針で捕食者に反撃するもの、体色を変えて擬態するもの、ニッチな環境に適応するもの。地球上に存在する種の大部分を占める昆虫の時を重ねた進化の果ての今の姿はその種ごとに偶然と奇跡の賜物。2019/06/01

太鼓

7
昆虫は特段興味が無かったけど読み始めると面白かった。知らないことを知るっていうのはそれだけで面白いが、その知らなかった事実が奇想天外だとさらに面白い。虫の生態。2016/06/12

もみひげ

2
ハチミツはライオンの死骸から取れる、と聖書に書いてあることに一番驚いた。ハチに擬態したアブのせいらしい。他にも昆虫の逃げ方、隠れ方、戦い方なんかが数多く紹介されている。様々な昆虫が次から次に出てくるので、もう少しゆっくり図を交えながら、一匹ずつ紹介してほしかった気もする。あとがきにもあるように、ネット検索しながら読むとよいかもしれない。うっかりグロい画像も出てきたりするけど。書店で『テラフォーマーズ』の横に置いたら売れるかもと思ってみたり。2015/01/08

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