デモクラシーの生と死〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 453,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622077435
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C1031

出版社内容情報

民主主義とは何か? ギリシア起源の西欧育ちという通説を打ち破り、南米やインドなど世界を舞台にした、未来からの画期的な通史。

古典ギリシアのアテナイに起源をもち、近代ヨーロッパに復活した「民主主義」。この通説を打破して、イスラム世界、南米、インドなども視野に入れつつ、まるで生き物のように偶然生まれて突然死ぬデモクラシーの歴史を壮大に描いた画期的な書物。
集会、代表、モニタリング(監視)の三部構成により、社会がどのようにデモクラシーを実践してきたかを物語り、来るべき民主主義を構想するために不可欠なポイントを総覧する。全2巻。

内容説明

「この発明は、希望を追い求める思考というものの力強い表れで、今日のわたしたちにまで及んでいる。ギリシア人は、それをデーモクラティアと呼んだ。」デモクラシーの世界史。

目次

いやな兆候、小さな夢
第1部 集会デモクラシー(アテナイ;東より西へ)
第2部 代表デモクラシー(代表制統治について;アメリカの世紀;カウディジョ・デモクラシー)

著者等紹介

キーン,ジョン[キーン,ジョン] [Keane,John]
1947年、オーストラリア生まれ。政治学者。アデレード大学、トロント大学、ケンブリッジ大学で学ぶ。現在、シドニー大学およびベルリン科学センター(WZB)の政治学教授。2011年、シドニー・デモクラシー・イニシアティヴ(SDI)を創設

森本醇[モリモトジュン]
1937年北九州生まれ。翻訳者・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジュン

6
ジョン・キーン『デモクラシーの生と死』(みすず書房)。民主主義の世界史ともいうべき作品。デモクラシーはバビロニアで生まれ、ギリシャへの感染の後にイスラームでさらなる成長をとげたとする上巻。キーンの言葉は明確だ。「人は過去を知らずに生きるとき、必然的に現在を読み誤るのだ」。2019/04/22

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